KLX230をカスタマイズで八頭身へ。

KLX230をカスタマイズで八頭身へ。

本ページの最終更新は2021-04-05です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
現在の在庫状況や、記事についてはこちらからお問い合わせください

最近、当社でもジワジワとキテるKLX230。 そんなKLXの当社オリジナルカスタムプランが水面下で動いております。

ここ最近では伝統のSEROWがファイナルを迎え、あれだけあったSEROWももはや残すところ数台・・・SEROWも勿論、素晴らしいバイクではありますが、このKAWASAKI KLX230も実は・・・良いバイクなんです。 なかなかネームバリューや歴史といった部分では劣りますが実に幅広い走りが出来るバイクですので少しその乗り味や性能を実体験を踏まえてご説明致します。

オフロードの中でもダートレースを意識した高出力モデルからSEROWの様にオフロードを主体としたものまで、その性格は幅広くございます。完全オフロード主体ながら、その乗り味も秀悦・・・というのがYAMAHA SEROWであれば、KLX230はダート・オフロード性能の中間に位置するモデルだと言えます。

特に腕が慣れてきて『もっと激しい走りをしたいぜ!』となったときにはフレーム剛性や足まわりの剛性が非常に大切になってきます。そういった観点で見ればKLX230の頑丈なフレーム、そして底付きしないオフ設定のサスペンション・ABS(唯一)を装着し、オフロード路面への追従性が良いことと、エンジンも低中速を重視し、太いトルクがフラットに出ますのでレンジの広い走りが可能です。

ということで、当社ではこちらの車両をベースに外観と性能を少しだけブラッシュアップしてみました。

まず顔面・・・メーカーとしては『照射範囲が広く安心』という部分をメインにしていますが、やはりこのフェイスのデザインを気にされる方が少なからずいます。それに伴い、当社では小型化・・・つまり小顔に施術してみました。

どうでしょう。小顔になることで大分イメージが変わりましたね。純正ヘッドライトと比べれば照射範囲は狭まってしまいますが走行においては光量も必要十分。まず見た目が格好良い! かつてのKLX250を彷彿とさせるエッジの効いたデザインで戦闘力が増したように見えます。

実はこの小顔化はポン付けだと思っていたらメーターステー等が邪魔で『着かないじゃん!』と当初は焦ったのですが、そこは当社メカニックの応用力で違和感なく装着されております。小顔効果は抜群ですね♪

定番のアンダーガードを装着。今回はアルミ製で無骨なデザイン、頑丈なものを選びました。そもそも純正ではオプション設定となっていて装着されていないので、こればっかりはコストダウン感が否めません。オフロードバイクであれば必需品だと思います。アルミ素材の溶接面もワイルドでルックス的にも格好良いですね!

そして排気をDELTA製に変更。車両特性が低中速域となっていますが、より抜けの良いサイレンサーに変更することで純正で言う『高回転まで回したい時のふんづまり感』が無くなっております。乗り味としては全域でフラットな特性を保ちながら高回転域まで対応した印象です。アクセルの追従性も良く排気音も格好良い! サイレンサーを交換しただけですが純正とはまったく別の乗り味に変貌します。見た目も格好良いですね! 勿論。保安基準を満たすJMCA対応品です。

続いてフェンダーレスとテールランプ(LED)の変更! ヘッドライトもそうですが純正テールも小尻にしました。跳ね上がったテール形状とスリムなブラックレンズがレーシーな雰囲気を醸し出しています。コチラの車両は現在製作途中です(このままで良ければ販売も可能です)

特に性能に変化はありませんが、このリアビューは確実に格好良い! バイクを眺めたときの雰囲気が違います。 当社スタッフも『格好良いじゃん!』と絶賛しております。 あとはウインカーを交換して、よりレーシーな外観に変更しようと思ってます。

グラフィックも変更して現状こんな感じです。コチラのKLX230はさらにカスタマイズを行い、さらに格好良くして特価販売を行う予定ですのでこうご期待!  KLX230はカスタムベース車両にももってこいですね! 『他人と同じバイクには乗りたくない』という個性を求める方も多いと思います。ちょっとカスタムすればここまで雰囲気が変わってしまう、まさに原石と言えるでしょう。

カスタムにおいても配線処理や取付アングル、各種ワイヤーの取り回しや固定の仕方等で最終仕上がりに大きく差が出ます。こちらのKLX230もそうですが、装着方法にこだわっているからこその自然な仕上がりです。こればっかりは正規取扱店で車両の構造を知り、場数を踏んでいるからこそ応用が効いていると言えます。 

4/5追記
純正エキゾーストパイプが新車にも関わらず恐ろしく焼けていたので、研磨して仕上げてみました。それに伴って外装のブラックに合わせてヒートガードもブラックへ塗装。DELTAサイレンサーと磨かれたエキゾーストパイプによってフルエキゾーストの様な風格に仕上がりました。

どうでしょう。左が純正、右が磨き後。 なかなかレーシーで格好良いでしょ! 火を入れれば当然焼けは出ますが表面処理ごと研磨しているので、格好良く焼けると思います。 この辺は私の個人的な自己満足なので販売価格や工賃・塗装料金としては反映しません。磨き作業は非常に大変なのでこの1台のみにします。ご依頼をもらっても行わないのでご理解ください(汗)

コロナウイルスの影響でバイクパーツの入荷も時間がかかっておりますので、KLX問わずカスタムをご検討のお客様はお早めにご検討して頂き、是非 ハヤサカサイクルへご相談ください。

総合管理部 菅野