梅雨時期のロードバイクライド【安全・快適・健康を守るためのポイント】
梅雨の時期、ロードバイク好きにとっては悩ましい季節がやってきます。雨が続き、外で思い切り走れない日が増える一方、雨天ライドならではの魅力もあります。しかし、梅雨時期は路面状況や体調管理に普段以上の注意が必要です。今回は、梅雨時期にロードバイクを楽しむための注意点、レインウェアの選び方、室内トレーニングの利点をまとめてみました。

雨天ライドで気をつけること
梅雨時期は路面が滑りやすく、特に白線・マンホール・グレーチングの上は転倒リスクが高まります。スピードは控えめに、急ブレーキや急ハンドルは避けましょう。車間距離も普段より多めに取るのがおすすめです。また、雨で視界が悪くなるため、前後ライトや反射材を活用し、周囲からの視認性を高めることも大切です。また、ビンディングシューズをご利用の方は、クリートが濡れて滑りやすくなっておりますので、ご注意ください。

梅雨時期に起こりやすい体調不良
雨天ライドでは体温調節が難しく、低体温症や風邪を引きやすくなります。濡れたまま走ると体が冷えやすいので、吸汗速乾性の高いインナーや、濡れても冷えにくい素材のウェアを選びましょう。また、雨で体力を消耗しやすく、脱水症状にも注意が必要です。こまめな水分補給と、ライド後の着替え・シャワーで体を温めることを心がけてください。
また、気圧の変化や湿度の上昇で頭痛やめまいのリスクや、雨上がりで気温・湿度が高い日は熱中症リスクが高まります。普段から十分な睡眠と食事をとり、規則正しい生活を心がけ、体調不良の際は無理をせず休んでいただくことも今後のサイクルライフにはプラスになります。
レインウェアの選び方
快適な雨天ライドには、サイクル用レインウェアが必須です。おすすめは耐水圧10,000mm以上で、長時間のライドや雨脚が強い場合には耐水圧20,000mm以上あると安心です。透湿性は5,000g/m²/24h以上で蒸れにくいものの、10,000g/m²/24h以上あるとハードなライディングでも快適性を感じられるでしょう。背中が長いドロップテールデザインや、前傾姿勢にフィットする立体裁断のものが快適です。夏場は蒸れやすいので、脇下や背中にベンチレーションがあるタイプや、半袖+アームカバーの組み合わせも良いでしょう。防水グローブやシューズカバーも併用すれば、さらに快適です。





室内トレーニングの利点
雨で外に出られない日は、室内トレーニングを活用しましょう。Zwiftなどのバーチャルサイクリングなら、天候に左右されずに効率的なトレーニングが可能です。安全性が高く、インターバルやパワートレーニングにも集中できます。さらに、体幹や下半身の筋力トレーニングも有効です。梅雨時期は屋外と室内をうまく使い分けることで、モチベーションを維持しやすくなります。
梅雨時期は工夫次第で安全かつ快適にロードバイクを楽しめます。適切な装備と体調管理、そして室内トレーニングの活用で、雨の日も自転車ライフを充実させましょう!

仙台中央店
- 住所:仙台市青葉区中央2丁目4-6
- TEL:022-398-8195
- FAX:022-217-8195
- 営業時間:11:00~19:00
- 定休日:第1火曜日 (祝日の場合翌日休み)