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あけましておめでとうございます。
年も明けまして1月、弊社も本日より、毎年恒例となります『灼熱の初売』をハヤサカサイクル各店にて開催させて頂いております。 年末に降り積もった雪も先日の晴れ間でやや姿を潜め、何とか初売りに向けて路面状況も回復しつつあります。とは言え、気温は低く場所に応じては凍結している場所もございますのでご来店の際はお気を付けてご来店ください。
2021年度はコロナ禍続く予断許されない過酷な状況の中、お客様に商品を提供できず、非常にもどかしく慌ただしい中ではありましたが、多くのご支持と温かいお言葉、各メーカー様や法人様のご協力をいただき、弊社グループとしても様々なお客様との出会い・繋がりを持つことができた1年であったと感じます。我々が今こうして存属しているのも皆様あってです。心より感謝申し上げます。
弊社は本年4月をもって創業80周年を迎えます。自転車の販売からはじまり地域に根付き、ここ仙台に住むお客様に貢献したいと地域密着型にこだわり続け、多くのお客様と出会い繋がり、その代を変えながらも多くのメーカーやブランドの正規店(ディーラー)として取扱いをはじめ、今ではある程度 名前を知られる会社になったのではないかと思います。
弊社が自転車から大型バイク・ハーレーダビッドソンまでを扱い、未だ東北圏外に店舗を出さないのは、創業当時と変わらぬ『ここ東北地域を活性化させたい』という想いを持ち続けているからです。 私達の経営理念に『私たちは、安心と安全、信頼を基礎に、二輪車を通して、愉しさと豊かなライフスタイルを提供し続け、社会から期待される二輪文化の創造をめざします。』という言葉があります。この理念は私達社員が朝礼時に毎日復唱し発している言葉です。
ここにある『安心と安全』があってこそ初めてお客様との『信頼』が生まれバイクを愉しむことが出来る。そう皆様に感じて頂けるよう我々も日々 腕を磨いていこう! という想い。 『楽しむ』と『愉しむ』の違いも似た意味でありながらも『楽』では一時的で物理的なものを指し、一方『愉』では気持ちの部分、思いから感じるたのしさを指します。 私たちが扱う『二輪車』を通して愉しさを提供し続けること、そして『バイク屋』や『ショップ』『ディーラー』という常識枠にはまらず、社会から期待されるような文化を自分たちで生み出していこう! という理念です。
一時は『危険な乗り物』というイメージからニュースで取り上げられ、徐々にバイク人口が減り『バイク離れ』という言葉も生まれました。タイヤが2つしかない乗り物である自転車やバイクは、四輪と比べれば確かに不安定な乗り物です。ですが、その不安定なものを乗りこなすからこそ乗り物として唯一無二の愉しさを見出すことも出来るとも言えます。 危険と言われた時代から各メーカーの考えも変わり、特に安全面への配慮や技術的な進化も目覚ましく、これまであったモータースポーツというカテゴリーの『乗りたければ乗りこなせ!それがバイクの楽しさだ!』というやや荒々しいスタイルから、各メーカーが安全面を最優先に求め『安心・安全に走れるからこそ楽しく走ることができる。』という、歩み寄りによるバイクライフへの考え方に変わったというのも1つ理由として言えるのではないかと思います。
誰もが必ず経験するであろう自転車、そして次第に移動手段として選ばれる原付バイク、趣味として楽しめるモーターサイクル(バイク) 人の成長につれて身近に選ばれているのが実は『二輪車』です。 そんな流れを全てサポートし、一生付き合える会社を目指す弊社では全カテゴリーの取扱いを本年も継続しております。
2020年よりコロナウイルスが蔓延しコロナ禍となり、半導体や輸送コンテナの不足によって二輪業界ではバイクの仕入れに大幅な遅延が発生しました。これまで当たり前にあった商品も注文すら出来ない、または納期が1年を超える等の大幅な遅延。毎年恒例であった大型イベントを開催出来ないなど、今まででは考えられない状況が今も尚 続いております。
確かにバイクは必要としなければ必要のないものなのかもしれません。ですが、そんな中でありながらも、密を避ける愉しみ方として『バイク』という存在が見直され、受け入れられてきているのを感じます。当たり前が当たり前ではなくなった今と向き合い、共存しながらも日々を愉しむツールとしての役割、三密を避けながらも利便性・経済性を生む役割。 そして開放的に心を豊かにしてくれる自転車やバイクは一時のブームではなく、これからも選ばれるべき存在でいて欲しいと願います。
そんな『自転車』『バイク』といった二輪車を通して皆様と繋がり、これからも新しいライダーと出会えることも嬉しく思います。
2022年という新しい年をこれからも共に愉しんでいければと思います。
どうぞ本年もハヤサカサイクルを宜しくお願い致します。
総合管理部 菅野