最近良く聞く “Eクラッチ”
実際、これって何なのか? 良く分からない! そんな方のために分かりやすくザックリとご説明。
通常のマニュアル車は 左手でクラッチレバーを握って切り、開いていくことでギアを繋ぎ ますが、Eクラッチでは通常のマニュアル操作に加え、クラッチ操作をしないことによって自動で手動操作をモーターが行う というセミオート機能がついています。通常操作で普通のマニュアル車、握らなければ自動クラッチ! これが“Eクラッチ”です。
つまり人が行ってきたクラッチ操作を、そのまま備え付けた別体モーターを用いて疑似操作させてクラッチミートを自動操作するというもの。構造は非常にシンプル・・・シンプルが故に、そこの落ち着くまでには試行錯誤を繰り返し10年以上の時間を割いています。故に完成度が高く、新しい機構だからと不具合なども心配不要とのこと。

誤ったクラッチ操作によるミスや、不意なエンストも回避・抑制され安全面と快適性が向上しております。

現ラインナップ(取扱い可能モデル)として“Eクラッチ”が標準装備されているのは今年の“レブル250”シリーズが初採用となります。私を含め昔ながらの昭和人間は『バイクたるものマニュアル一択! 機械に頼らず腕を磨け!』となるかもしれませんが、進化した今の技術も体感すると素晴らしいもんです。何より身体あっての楽しみですから重要です。
今回は名前は知ってはいるものの、まだまだ認知度が低い“Eクラッチ”をネタにしてみました。アディオス!