奴がやってきた。 ~ YAMAHA TRICITY300 ~

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奴がやってきた。 ~ YAMAHA TRICITY300 ~

祝日の本日、奴がやってきた。

平静を装いながら内心どこか怒っているかのようなこのフェイスの持ち主は我々二輪業界に対して、YAMAHAの反発ともとれるフロント2輪リア1輪、『3輪』であるトリシティ300。 初期に打ち出しされたトリシティ125に始まり親玉ナイケンまで、目にする度に思ったのはこうだ。

何故こうなった!

理由は明確。バイクの愉しさとは2輪であることが言える。バイク特有の操縦性はハンドルを切り、車体を寝かせて曲がり、アクセル開度に対して直結したかの様な走り。それこそがバイクの愉しさであるとこの業界に身を置くことで感じていたからだ。 それに対して3輪を打ち出すという噂が現実味が帯びてきたとき、『仕事では扱うけど個人的にはいらねェな』というのが当初の見解であった。恐らくこれを目にした方も私同様に『何故、3輪になった?』と不思議に思う方も多いと思います。

ですが、それはこの機構を知らず、なめていたからに過ぎなかった。 実はこの3輪、走る分には二輪と何ら遜色が無い。というのもこのLMWという機構は天秤の様に一度中心で重量が左右に振り分けられ、独立したサスペンションと相まって完全なる独立構造となっており、それぞれがしなやかに動く。つまりは二輪車同様に車両を倒し込むことが可能なのである。

では、何故フロントを2輪としたのか

これは先程もお話した『重心を一度中央で左右に振り分ける』ということが1つの目的だと言える。ライディングスキルが高い方はカーブを曲がるとき、適正速度まで減速し、カーブの角度によって体重を車体に預け、美しく曲がることが可能。だからこそ『走る・曲がる・止まる』と言ったバイクにおける3大要素は扱い易くさせる為に目覚ましく進化してきた。しかし、それを構造ごと変えてしまうというチャレンジはヤマハ独自の解釈だと言えます。確かに、逆を言えばスキルが無ければ曲がり切れずオーバーラインしてしまったり、急に曲がろうとハンドルを切ってスリップ・転倒なんてことも。。。 LMWはそういった技術を機械的に行ってしまおうという未来の構造なのです。

つまり、転びにくい。(転ぶときは転びます)

2つのタイヤではなく3つのタイヤで車重を受け止める為、極めて優れた安定性を実現としています。この3点倒立にも似た逆三角形のタイヤ配置位置によって左右に対するブレが大幅に軽減する為、横風等の影響で車両がふらつくことも無く、舵を取ったハンドルに対して適正な重量をLMWが左右へ配分。そして高性能なサスペンションで軽減・粘りを出し、グリップ力へと繋げしなやかに曲がる。ABSも装着されているので万が一の際のアシストも見逃せない。 特に通常の場合、タンデム走行等で乗車される方の重さが増した場合、ふらつく傾向にありますが、それも皆無に等しい。

通常、1つのタイヤ、特にフロントタイヤが滑った場合、転倒の確立が極めて高いのですがこちらは3輪。悪路等(例えば工事中のアスファルトの縦溝や砂利道、継ぎはぎだらけの路面、落ち葉、雨天時等)でも何も怖くない。むしろ他のライダーが減速を余儀なくされるステージでアクセルを開け 『3輪の実力をとくと拝むが良い!』とアクセルをフルオープンしたくなってしまうほどの安定性能。この安定性能は乗れば確実に体感出来るので事実、恐怖心を感じません。

万を期して発売されたヤマハ トリシティの親玉。その名もトリシティ300(そのまんまですねヤマハさん)
なんと停車時や取り回し時にスイッチ1つで自立するスタンディングアシスト機能を初採用。直立した状態を維持する電気式油圧ダンパーを装備し実用性をさらに高めております。 

想像以上に『品位』を感じるこの佇まい。過激に装飾せずとも感じる大人なラグジュアリー感と確かな性能。来店されるお客様も興味津々です。カラーリングはマットグリーニッシュグレーという新色で艶消しメタリックダークグリーンといった感じで非常に高級感があって格好良いカラーリングです。

エンジンは定評のあるブルーコアエンジンをX-MAX(250㏄)をベースに300㏄へと拡大し、トルクや出力の発生位置を専用チューニング。外観からは想像出来ない加速力も体感出来ます。

ということで、これは私の考えですが、ヤマハはYZF-R1やT-MAX等、スポーツ要素を取り入れたモデルを多くラインナップしております。そしてユーザーから好評を得て専売特許として自覚しているのが他ブランドよりも秀でた旋回性能。この部分を非常に強めたいのではないかなと思いますね。 ということで長くなりましたが、トリシティ300はあるべくしてある3輪であるというご説明でした。

販売価格は870,000円 ➡ 798,000円(税抜) 
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二輪車総合管理 菅野