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バイク好きの皆さんは何処に魅力を感じるのか。それこそメーカーのホームページ、雑誌、カタログ、WEBの書き込みやYOUTUBEを情報源とすれば様々な意見が飛び交い本質に迫れないというのが実情かなと思います。 実際のところどんなもんなのか、どんなバイクなのか。その乗り味は自分に合うのか合わないのか、そこが重要ですよね。ということで、あくまでこのBLOGも私の考えは入っていますが長らくこの業界にいる営業スタッフとしてフラットな目線で魅力をお伝えしてみたいと思います。
まず、YZF-R7を語るうえで一番重要なのはお客様自身が『サーキットを走りたいのか』『一般道を走りたいのか』ということが先にきます。と言いますのも『サーキット目的』であればYZF-R7ではなく、YZF-R1がオススメ。では同じ『YZF』という名を持ちながらYZF-R7はどんな用途で走ると良いのか。これは即ち『実用域でのスポーツ走行』です。
本気のサーキットマシン(通称:SS)はサーキット走行時に性能を活かせるように構造まるごと突き詰めたマシンです。これは裏を返せばサーキット以外ではポテンシャルを十分には発揮出来ないことを意味します。 ハイパワーなエンジンセッティングや高性能な装備も全てはサーキット走行を目的にセッティングされていますので違いが明確に出てくるのは法定速度を超えた領域となります。勿論、近年の技術は目覚ましく発展を遂げ、サーキットマシンでありながらも一般道でも快適に走ることが出来るモードの切り替えや様々な電子アシストが装備され走り易くはなってきています。しかしながら構造の本質はあくまで『サーキットである』ということを忘れてはいけません。
一方、YZF-R7は『一般走行でサーキットマシンの性能美を体感し楽しんでもらう』という考え方が組み込まれたバイク(構造)となっております。それこそパワーは法定速度域から立ち上がり高速域までイージーにコントロールが出来、一般的なアスファルト路面を考えたフレーム&スイングアーム、ブレーキ性能、前後サスペンションのセッティングでスーパースポーツの持つ高性能な走りを一般道で体感出来ます。ツーリングなどの普段使いも可能とする懐の広さをもち、ユーザーに対して偏りのない幅広い用途が『考えられている』ということです。
ここで大切になっているのは、そのバイクが何を目的に作られているのかということで、楽しみたい走りに対して、そのバイクはそもそも『考えられているのか』『考えられていないのか』が非常に重要な用途になってきます。スペックだけを見れば『コイツは凄ェ!』『間違いなく速い!』と錯覚してしまいますが、性能を発揮出来なければ意味の無いスペックになってしまい、維持面ではコストがかかってしまうだけの結果になり兼ねません。
話は戻りまして YAMAHA YZF-R7。
このバイクは270度クランクを採用した並列2気筒エンジンを搭載しております。一般的に見れば『カウル車なのに4気筒じゃねェんかい!』となり兼ねませんが、採用した理由はコストカットではありません。このエンジン・・・実はメチャクチャ良いエンジンです。 MT-07、XSR700、テネレ700、そしてYZF-R7とジャンルの違う4機種に同じエンジンを採用していることから汎用性が高く、メーカーもお気に入りなのが見て取れます。
270度クランクの採用はヤマハが過去TRX850で初めて採用し、その素晴らしさ故に各メーカーが採用していったのです。このトラクション特性を活かして考えられたのがクロスプレーン型4気筒エンジンがYZF-R1M、そして今も続く最高位YZF-R1です。アクセル開度に対してトルクが直結するかのようなパワーフィーリングと心地良いエンジンビート、不等間隔の爆発(90度V型2気筒エンジンと同じ)によって良好なトラクションを発揮する為、コーナリング時のコントロールが容易になり強烈に楽しい特性を持ちます。
このようにYZFという名を持つのは、現行YZF-R1にも採用されるエンジンの開発秘話にTRX850の270度クランク並列2気筒エンジンという存在があったからだと言えるでしょう。一般道での快適性、アクセルを開けた時のパワーの立ち上がり、コーナリング時での扱い易さ、そしてR-7だからこそのサスペンションやブレーキシステム、総合的なセッティングによって実用域でSSに迫る痛快な性能美を体感出来る。それがシンプルに楽しい! バイクは楽しくなきゃ意味が無いですよね。それに尽きると思います。
そんなYZF-R7、YSPおよびアドバンスディーラーのみで販売するYAMAHA Motorcycle EXCLUSIVE Modelとなりますので、残念ながら当グループでは泉バイパス店(アドバンスディーラー)のみのお取扱いとなります(購入後は他店舗でもOKです) 試乗・レンタルバイクも所有しておりますので興味が御座いましたらお気軽にお問い合わせください。
通常定価販売の特別専売車ですが、この時期だからこそ、在庫限りの大特価で販売致しておりますのでお見逃しなく! ちなみにYZF-R7は我々社員にも大人気です♪
ハヤサカサイクル 泉バイパス店/レンタル819 仙台泉店
国内4メーカーは勿論、ベネリ、サーロン、輸入モデル、レンタルバイクまで正規取扱いが可能。常時200台以上、東北最大級のラインナップの中からお客様に似合ったバイクをご提案致します。メカニックはメーカー最高位資格が多数在籍しワンランク上のアフターサービスやカスタマイズも充実。ツーリング・イベント等のバイクライフまでトータルサポートいたします。
- 住所:仙台市泉区松森字後田81-1
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