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この業界にいてお客様から良く聞く『言葉シリーズNO.1』特に男性既婚者に多いのがコレ。
大蔵省(妻)の認可が必要です。
これは素晴らしいと思います。何事を行うにも自分だけの判断ではなく家族の許可を取ることは大切です。ですが、未だに『バイク』という存在は趣味や娯楽といったイメージが根深く贅沢品と判断されがちでご親族やご家族の方にご理解頂けない場合もございます。
そこで、ご家族が納得頂けるご提案方法を少し考えてみました。という個人的かつ勝手な特集です。
独身貴族の場合は悩む必要はございません! 直ちに、今すぐハヤサカサイクルでご購入をお願い致します。
話を戻しまして、例えば、お客様はバイクに乗りたいが、奥様・親族に反対されている。
どう考えても喧嘩になるので買えない。ではその様なとき、どのように説明し伝えているでしょうか?
『バイクに乗りてェんだよ! 俺が稼いだ金で買うんだ! 文句は言わせねェよ!』
これは大きな喧嘩に発展する傾向が強いのではないかと思いますのでオススメ出来ません。
遡ること20年前、バイクが欲しいのでバイト代で勝手にバイクを買おうとした私は上記の発言で親と喧嘩し
『自分で生活しろ。今すぐ出ていけ!』となったのは有名な話です。(知らないと思いますが・・・)
何故バイクが欲しいのか。実は当たり前でありながら目的を理解して頂くことが非常に重要です。
その理由を明確にし如何に伝えるか。バイクの購入用途は様々で多種多様かと思います。
例えば下記。
① 完全趣味
② 趣味 + 移動手段
③ 完全移動手段
①の場合はかなりの難易度です。日頃の奥様やお子様への接し方、日々頑張っている自分の存在意義が認められている方、もしくは非常に理解度のある方とご結婚された方のみが壁に当たらず勝ち取ることの出来る対価・FREEDOMだと言えます。 ですので、この関係性が成り立っていない場合は難しい場合がございます。 強引な購入が可能であってもストレスを抱えながらバイクに乗るというのも気分が悪いはずですから、ご理解頂けることがベストではないかと思います。
人は何かに熱中し、人として輝いている姿こそ魅力的であって、結果的に何を行うにも『燃料』が必要で、それを生み出すことは大切な要素の1つでもあります。『愉しみという燃料』があるからこそストレスを開放し頑張れる糧となるはずです。
この場合、購入の許可をお願いすると共に『等価交換』として相手に同様の満足を与えてあげる必要性があると思います。それが『バイク価格と同様のナニカ』なのか 『今後の態度で示す』なのかは解りかねますが、そういったものかと思います。
②③の場合は、目的に移動手段が含まれております。ここで想定出来るのが『何故バイクなのか』ということが言えます。現在の通勤手段とそれにおける年間の金額を把握することが重要となります。例えばですが下記の様な具体的な数字で表します。
【 車通勤 】
1日移動距離:40km(片道20km×往復と仮定)
低地燃費:10km/L(仮定)
燃料:ハイオクガソリン(140円と仮定)
出勤日数:月22日(仮定)
月移動距離:40km ×22日 =880km
880km / 低地燃費10km = 88L(燃料消費量)
88L × 燃料代140円 = 12,320円 (月燃料代)
〇 年間移動における燃料代
12,320円(月燃料代) × 12ヶ月 = 147,840円
年間にガソリン代だけで 147,840円の燃料代がかかっていることが言えます。
これに踏まえ、例えばですが『SUZUKI アドレス110が欲しい』と仮定し上記と同距離を移動するとします。
【 バイク通勤 】
車種:アドレス110(仮)
定価:225,500円(税込)
低地燃費:53.0km
燃料:レギュラーガソリン(125円と仮定)
月移動距離:40km ×22日 =880km
880km / 低地燃費53.0km = 16.6L(燃料消費量)
16.6L × 燃料代125円 = 2,075円 (月燃料代)
〇 年間移動における燃料代
2,075円 × 12ヶ月 = 24,900円
車の場合は年147,840円の燃料代がかかりますがバイクの場合は何と年24,900円。
これを踏まえて車からバイクに変えた場合の差額(節約できる金額)を計算していきます。
〇バイクに切り替えた年間移動における燃料代の差額
年間燃料消費量:147,840円(車) - 24,900円(バイク) = 120,865円(節約)
3年使用(仮定) = 120,865円(節約金額)×3年 = 362,595円(3年節約金額)
5年使用(仮定) = 120,865円(節約金額)×5年 = 604,325円(5年節約金額)
この金額は、結局のところ必然となる費用で新たに生まれる額ではございません。車での移動を行えばタイヤ代や各部消耗部品等もバイク以上に維持費がかかるものだと思いますし、何より走り過ぎてしまえば車の買い替えサイクルも早くなりかねませんよね。ちなみに任意保険に関しては ~125㏄までであれば車の保険にファミリーバイク特約で安価で付帯出来ます。
この差額でバイクを購入する資金、そして乗り続けることこそが家計に優しいという『意味』を見出せば可能性があるわけです。あくまで『欲しい』が主体ではなく『節約』。これを踏まえて下記の様にご提案を行います。
移動手段をバイクにすることで3年で350,000円以上、5年だと600,000円以上の燃料の節約が出来る。車もそう簡単に乗り換えなんて出来ないだろうし、今後の生活の為にもバイク通勤に切り替えて節約ようかと思う。(もしくは晴れた日だけでもバイク通勤にして、節約していこうと思う)
ということで、私は試行錯誤のうえ、愛する妻より『OK』を頂き増車しましたので試してみてください。
OKが出たらバイクの購入へとステージが移ります。そちらは安心。当社であれば車両価格やお支払い方法などの様々なプランがありお客様の求めるご提案が出来るはずです。 まずはご家族に感謝の意を、そしてその後に満面の笑みで是非、ハヤサカサイクル各店にご来店・ご相談ください。
では。良きバイクライフを!
自動二輪総合管理部 菅野