技術が進歩するにつれて人気を増す小排気量モデル。と言いますのも、かつては排気量が大きく無ければ生み出せなかった走りが今では小さな排気量でも効率良く生み出し、必要十分な走りを提供出来るような時代になったのが言えます。コンパクトでハイパワー、そして軽量。まさにチョイノリでも濃厚に楽しむにはうってつけなバイクが各メーカー競い合っているといった印象です。
そんなこんなで本日、颯爽と泉バイパス店にやってきた新参者は先日、発表があったばかりのYAMAHA YZF-R15。
ご存知、YAMAHA YZF-R25の兄弟車です。排気量が小さいことから単純に性能は劣る、兄貴には勝てない！ と思いきや。
できる弟でございます！
まずはフェイス。YZF-R7とそっくりな高純度LEDプロジェクター単眼ヘッドライトと薄型のマーカーランプを配備。数十年前のライダーから見れば、こんな小さなヘッドライトで保安基準を満たせるのか伺わしい限りですが、強烈な閃光を放ち夜間を安全に照らします。左右に配備されたLEDマーカーランプもアクセントになっていて格好良い！ まさに今だから出来る最先端にして流行の顔だと言えますね。
続いてエンジン。何と！ このクラスにして最新型可変バルブを採用！ 俗に言うホンダのVTECにも似た特性を持ち、低中速域と中高速域での走りを特殊機構によって最適化し、19馬力のパワーを全領域でスムースで力強い走りを提供してくれます。さらに！ アシストスリッパ-クラッチにトラクションコントロール、クイックシフター（オプション ※本体19,800円）まで装備されているというクラスを超えた贅沢具合。ここまで大型スペックの155㏄は見たことも聞いたこともありません！
誇らしげに主張する『A&S（アシストスリッパ-クラッチ）』と『VVA（可変バルブ）』のデカール。
ヤマハが誇示したくなる程の仕上がりというのがここに表れております。
剛性と軽量さを兼ね備えた専用フレームに贅沢なアルミスイングアームを採用。フロントフォークも倒立タイプと兄貴（YZF-R25）に迫る豪華スペック。リアタイヤも迫力の140mmでございます。 ポジションはやや前傾の攻めの姿勢。とは言え前傾し過ぎずで違和感なく格好良いポジション。良くあるセパレートハンドルのハンドル切れ角の少なさも無く、十分小回りが利きます。
細かいデザインは冒頭であげたYZF-R7、そして親玉のYZF-R1のデザインを彷彿とさせるもので、テールカウルの肉抜きぶりやエアロダイナミクスも共通したDNAを感じずにはいられません。 通勤・通学&ツーリング、もしくは峠やワインディングをアクセルを回し気味で扱うのに快楽を感じるライダーは見逃せないバイクではないでしょうか？ 何せ155㏄、小さい排気量だからこその使い切る愉しさに満ちています。19馬力という数字だけ見れば『やはりもう少し欲しい』となるかもしれませんが、141kgの軽量ボディに可変バルブでズバッと出ることを考えれば必要十分なハイパワーです。
これだけ攻撃的なデザインでありながらも、ややコンパクトというギャップが逆に新鮮です。単に廉価版ではなく155㏄という限られた排気量の中で性能を追求した姿と言えます。ヤマハが培ったスポーツ性能を一般道で発揮することで普段走り慣れたコースがより一層楽しく感じることでしょう。個人的にはこのYZFをベースにカリカリに仕上げてサーキットコースを攻めてみたい。155㏄よりも上の排気量クラスを翻弄してみたい・・・そんな気持ちにさせてくれるポテンシャルを秘めています（もちろん普通に走っても乗り易いです） また、燃費も60.1km/Lと高燃費ですので楽しみながら節約も可能でございます。
カラーに関しては同時発売した125と共通の3色設定。
販売価格はメーカー小売価格：550,000円（税込）のところ
ハヤサカスペシャル価格：518,000円（税込）でご提供！
初回入荷数は少ないのでお早めにどうぞ！
展示は泉バイパス店ですがお近くのハヤサカサイクル（バイク取扱店）でお買い求めいただけます！
ハヤサカサイクル 泉バイパス店
国内4メーカーは勿論、ベネリ、サーロン、輸入モデル、レンタルバイクまで正規取扱いが可能。常時200台以上、東北最大級のラインナップの中からお客様に似合ったバイクをご提案致します。メカニックはメーカー最高位資格が多数在籍しワンランク上のアフターサービスやカスタマイズも充実。ツーリング・イベント等のバイクライフまでトータルサポートいたします。
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