日本のダークサイド×新型:MT-09を語り尽くす!

日本のダークサイド×新型:MT-09を語り尽くす!

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ついに正式にYAMAHA MT-09シリーズが発表されました。
我が国、日本のYAMAHAが世界へ送り出すストリートファイターモデルです。

既に興味を持たれていた方であれば『もう知ってる』となるかもしれませんが、正規販売店である私共からもご紹介させていただきます。 まずコンセプトは 『THE RODEO MASTER』ということで『刺激的なマシンを手足の様に操れる』というのが今回の商品を製造するに当たりキーワードになっております。

発売以降、軽量&コンパクトながらヤマハの最高位サーキットマシン YZF-R1の心臓部の流れを組む直列3気筒 MTシリーズはヤマハのラインナップの中心的存在となり人気を博してきました。そしてこの度、3度目のモデルチェンジによって大幅な進化を経ることとなりました。 とにかく今回は見た目も中身もヤバい進化です。

まず第一に見た目。フレームからスイングアームまで一新され極限まで軽量化されつつも前モデルを遥かに超える精度&強度を生み出しています。アルミダイキャストフレーム(横方向剛性50%アップ)やスイングアーム(250g軽量化)は造形も美しく、骨格やエンジンを主張するコンセプトでカウリング類も一新されております。その答えがまず単眼プロジェクターヘッドライト。

時代はここまで来てしまいました。ハロゲン時代には到底予想だにもしていなかった超小ぶりなプロジェクター単眼。LEDの進化でミニマムながら恐ろしく眩い閃光を放ち、車検&耐久性も勿論OK! それにアクセントを入れるべくセットアップされたポジションライト。このポジションに装着されるレンズカットも美しく輝かせる為に試行錯誤した形状のようです。 正直、斬新すぎるが故に好き嫌いは分かれるデザインかもしれませんが、何度も見ているうちに『なんだこれは! → 何だか味があって良く見えてきた → いや、むしろ格好良く見えてきた → めっちゃ格好良いじゃん!』 と私と同じようにこうなると思います。

かつてスーパースポーツのバイクの外装を外し、社外パーツでカスタマイズしてネイキッド化した『スーパースポーツの性能を持つネイキッドバイク』が『ストリートファイター』というジャンルの語源ですが、まさにそんなガレージカスタムの無骨な雰囲気とワルなフェロモンを感じずにはいられないデザインだと思いますが、そんな中にもフルカラー3.5インチのTFTメーターの採用や全灯火類LED等、正当かつ機能的な高級パーツを惜しみなく投入していることから抜かりが無く、この商品に対しての並々ならぬ意気込みを感じます。

では実際に走りはどうでしょう?


当社に良く出向くYAMAHAの偉い方は目を輝かせこのように述べておりました 『今回のMT09は本当、社員の皆さんに乗って欲しいんですよ。(私)乗りましたけど凄いんですよ!相当進化していて間違いなく楽しいので!』 業者間トークの中で そこまで押すということは 間違いない!としか言えません。 元々のMT-09は400㏄同等の車格にハイパワーなエンジンを搭載し、各装備も素晴らしいものがついていましたが今回はさらに進化しております。

その中枢を担うのは最新電子デバイスを6軸IMUと電子スロットルの採用によって可能にしている点です。言うなれば今までも電子制御で色々バイクの走りを感知して制御をかけてきたわけですが、今回はさらに頭の良い頭脳を手に入れて、それによる処理速度や今までは不可能だった制御が可能となったということです。結果的にもたらすのは『上質で安心・安全かつ刺激的なスポーツ走行』だと言えるでしょう。コーナリングABS等、6軸だからこその傾きを感知した超解析の制御、アップダウンのクイックシフターやリフトコントロール、スライドコントロール、ブレーキコントロールが新たに追加され、これらを優秀な頭脳が解析し制御することでライディングスキルが劇的に上がったかの様な魔法をかけます。

フレームもそうですが、今回 新たに採用されたホイールも見逃せません。鋳造ながら鍛造に匹敵する強度・精度・軽量さをヤマハ独自の技術で生み出した新たなテクノロジーが詰まったホイールとなります。極太ホイールながらキャストが細く、精度もバッチリ出ていて格好良いじゃ~ありませんか。『うち(YAMAHA)はホイールに自信があります!』と自信を覗かせることも納得の出来栄えですね。

左が2020 右が最新2021年。

徹底した軽量化から精度を上げつつも3kg軽量化、それでいて43㏄の排気量アップで4馬力、トルク0.6kgf・mのアップ。燃費も29.4kmから30.4kmと上昇していて欠点が見つかりません。厳しい排ガス規制が入ると重量が増えて馬力等は落ちる傾向にありますが真逆を技術でカバーというところが素晴らしいですね。

そしてライダーを高揚させる乗り味にもこだわりをみせています。アイドリングから5000回転までは官能的な加速音(排気音)を意識し、それ以降は吸気音を目立たせているようチューニングされているようです。アクセルを捻った時に聞こえる『ギュオォオオオ!』っという吸気音と共に繰り出される加速は刺激的で『きたきたぁ!』とその気にさせてくれるはず。

個人的には『SP』仕様が贅沢過ぎるのではと感じます。

・スモーククリア仕様の前後リザーバータンク
・専用ブラックアルマイト処理のハンドル・レバー・スプロケット
・SPモデル専用セッティングのKYB製フロントサスペンション(インナーDLCコーティング)
・SPモデル専用開発/セッティングのオーリンズ製サスペンション
・塗分け塗装のタンク
・ダブルスティッチの高品質シート
・バフ&アルマイト処理のリアスイングアーム
・クルーズコントロール

販売価格はスタンダードが1,100,000円(税込)SPが1,265,000円(税込)ということですが、これだけの豪華装備を後から行えばパーツ代だけでも100万円くらいになってしまうのでは。製造台数はコロナ情勢もあって極端に少ないようで、恐らく宮城で10台も入らないのでは・・・と予測しております。

既にMT-09をお持ちの方もそうでない方も、価格以上の走りに感動することこの上ない仕様。何よりこれだけの仕様でコストパフォーマンスが恐ろしく高いのはありがたい限りです。 値段だけ見れば高額ですが仕様から見れば圧倒的。購入後に未来永劫と続く追求や欲求を考えれば、MT-09シリーズは間違いなく手に入れて後悔しない良い意味で『飼いならせるが扱いきれないバイク』ではないでしょうか。

発売はSPが7月28日、スタンダードが8/28日と少し先ですが先行予約を受け付け中です(既に問い合わせが多いので予約完売となる可能性大)思う存分、贅沢して濃厚かつ刺激的なバイクライフを愉しみましょう♪ 

ハヤサカサイクル 泉バイパス店/レンタル819 仙台泉店

国内4メーカーは勿論、ベネリ、サーロン、輸入モデル、レンタルバイクまで正規取扱いが可能。常時200台以上、東北最大級のラインナップの中からお客様に似合ったバイクをご提案致します。メカニックはメーカー最高位資格が多数在籍しワンランク上のアフターサービスやカスタマイズも充実。ツーリング・イベント等のバイクライフまでトータルサポートいたします。

  • 住所:仙台市泉区松森字後田81-1
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  • 定休日:火曜日・第3水曜日

ハヤサカサイクル各店では幅広い商品展開からお客様のバイクライフに最適なバイクをご案内致します。ヤマハに関しては泉バイパス店を最高位 アドバンスディーラーとし、在籍メカニック全員がヤマハ最高位サービス資格であるシルバークラスを有しております。他ブランドの最高位資格や検査員資格、CR-1ガラスコーティング資格等も所有し、ご購入後のアフターからカスタマイズ、ツーリングまで、バイクを愉しむ為のバイクライフをトータルサポートさせて頂きます。

 

総合管理部 菅野