2気筒のパワーを感じろ! SUZUKI GSX-8T/8TTの魅力を語り抜ける!

2気筒のパワーを感じろ! SUZUKI GSX-8T/8TTの魅力を語り抜ける!

 時折、姿を見せる勤続20年の“私”が隠密に人知れず語るシリーズがやってまいりました。(※正体は明かしません) 長年、バイクと共に歩んだ人生経験を活かしまして、新たに発売されたGSX-8T/8TTとはどんなバイクなのか、何が魅力なのかを考えて参ります。堅苦しい文章ですがご興味のある方は情報の1つとしてご参考頂ければ幸いです。

まずはディティール。遡ること1968年(昭和43年) 。日本人が初めて南極点に到達したそんな時代、スズキと言えば2stばかり作っていたそうな。そんな中、市販車両初となる大型2サイクルエンジンをもつ“T500”を世に送り出し、そのインパクトや功績から“2サイクルのスズキ” という異名が確固たるものに。。


この往年の名車“T500”から新たに着想を経て、古のDNAを引き継いだデザインが “GSX-8T” のコンセプト。ちなみにデザインは国境を越え、イタリアチーム(フランス人)と日本チームの合作プロジェクトで生み出されています。

各部に丸みと角ばったエッジを使い分け、ありそうだけど無かった。新しくありながらもどこか懐かしさを感じるフォルムへと仕上げた秀悦なデザインワーク。

かつて1950~70年代に採用していた馬蹄形のLEDヘッドライトユニット等、名車からのインスパイア、アイコニックの継承等、分かる人には分かる、非常にこだわりを感じられる造形に仕上げられています。


実は丸形のヘッドライトユニットはスズキとしても初採用。 LEDでありがちなビーム型照射ではなくハロゲンの様な広がりを持たせた照射で視認性にこだわったとのこと。


カスタムルックと開放感をもたらすバーエンドミラーもスズキの開発陣が密かにこだわりまくった箇所の1つ。一見シンプルながらアルミ製ステーを一部ハンドメイドで仕上げ、造形と機能性を持たせています。シート表皮も高密度ウレタン材を採用。当たり前に見える部分も実は素材から仕切り直しているんですね。


同じく“8TT”では1970年代から80年代のクラシックなロードレーサー “GS1000S” に着想を得て現代的に仕上げたヘッドライトカウルとアンダーカウルを採用。色使いや造形は “チョイ悪おやじ” 的な色気を纏っていると感じます。

当社、ハヤサカサイクルの従業員にはこの“カウリング付き”がハートにぶっ刺さっております。単に一枚板のカウルでは無く、内側に空力を備えたパーツを組み合わせているので丁寧で質感も良いです。ちなみにカウリングだけGSX-8Tに装着は不可です。

走りの要となる心臓部には775ccDOHC 270度クランクの並列2気筒エンジンを採用。このエンジンは2023年に登場したミドルネイキッドスポーツモデル『GSX-8S』へ初搭載され、ロードアドベンチャーの中核を担う『V-Strom 800 /DE』にも採用されています。


ショートストロークでありながら長めのストローク長に設定され、数値以上の痛快な加速力とレスポンス、そしてロングストロークに迫る低回転域でのトルク感を両立。本来両立することが難しい走りの偏りを全域で発揮出来るよう万能に仕上げたスズキ エンジニアのチューニングマジック! 史上初採用の二軸バランサー等、特殊な機構も備わっての走りは、実際に体感した我々としても『このエンジンは良い!』とオススメ。 8T/8TTではエンジンケース類のカラーもブラックに変更し、動力源が引き締まり力強い印象を受けます。

他にも定番の電子スロットルやパワーモードセレクター、トラクションコントロール、クイックシフター(上下)等は当たり前に標準装備。近年多く採用されるTFTフルカラー液晶メーターやフルLED灯火類等、クルーズコントロールこそありませんが主力の電子系は一通り採用。 個人的にはこのデザイン、そして優れたエンジンから生まれる欠点の無い走りが注目ポイントではないかと思います。

■まとめ
2気筒らしい爆発感を感じるトルクフルな低速域と270度クランク&ショートストロークによる素晴らしいパワーの立ち上がり。そんなパワーに応えるシャーシの剛性。走りの幅を広げる数々の電子デバイス。日本人としては馴染み深い “王道ネイキッドスタイル” でありながらも、現代の技術でしか無しえないツインスポーツの醍醐味を十分過ぎるほどに体感出来るモデルだと思います。他メーカーでも同様の2気筒は存在しますが『これぞ大型バイク!』という大排気量のテイストは随一かなと。故に性能抜きにしても単純に迫力ある走りが楽しい! 痺れるぜ!

取扱店はハヤサカサイクル バイク取扱店 全てで可能ですが、台数が限られている為、展示は泉バイパス店、山形店、モーターステージ大手町店(入荷予定)となります。実際にコチラのGSX-8T/8TTは年間でも東北エリアに50~60台しか入荷予定がありません。特に8Tは生産計画自体が極端に少なく、東北エリアでの獲得は至難の業となっておりますので、ご興味のある方はお早めにどうぞ!

ハヤサカサイクルでは店頭OPENの特別価格で販売中です。どしどしご来店ください!

今年もスズキを盛り上げていく所存です!