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本日は8月19日ということで『819(バイク)の日』となっております。 バイクの利便性は勿論、乗れば開放的で他には無い乗り味があって、とても楽しい乗り物であることは乗ったことがある方であれば十分ご理解頂けるかと思います。
愉しく、利便性のある乗り物である反面、愉しさのみが先行してしまうと『危険な乗り物』にも成り得るのがバイクでもあります。本日819の日は安全運転に対しての再確認としてご案内させて頂ければと思います。
時を遡ること100年以上前、市販バイクが生まれたのは1894年にドイツだと言われています。それがこの「ヒルデブラント&ヴォルフミュラー(H&W)」というバイクで排気量1489ccの並列2気筒エンジン、出力0.5馬力 最高速は45km/h。 当時としては画期的でスーパースポーツ的な扱いだったようです。今見れば外観は到底、スーパースポーツには見えませんが今見ても造形は美しいですね。
それから時代は流れて2021年の現在、例えばカワサキとして市販車初となるスーパーチャージドエンジンを搭載した Ninja H2がラインナップに投入されました。998㏄で231馬力、行動走行不可のH2Rではラムエア時は326馬力で最高速度400km/hOVERという、とてつもないパワーを生み出すことに成功しております。
時代は流れてバイクは人々にとって身近な存在となり、私達の様なディーラーやバイクショップといった専門的なお店が立ち並び、会社として運営されるほどまで広まった存在だと言えます。速いバイクだけではありませんが、それ程までに製造技術が進化していて目的に対して性能発揮のための効率化が図られ、活用されています。
バイクの愉しさは軽量なボディの中に最高品質のパーツで組み上げ『操る』という愉しさもあれば、エンジン特有の排気音や鼓動感(脈動感・爆発感)を『感じる』という愉しみ方、または目的地にバイクで行く工程を愉しむ『ツーリング』、もしくは道ではない道を冒険心と共に進む『オフロード走行』等、同じバイクであっても様々な愉しみ方があって、それぞれのバイクはその目的に沿って作られています。
そんなバイクを愉しむ為にも、今乗るライダーの皆さん、そしてこれから検討される未来のライダーの皆さん一人一人が819の日のみならず安全運転の意識を持って愉しむことが大切です。 コロナウイルスが問題になって早くも数年、ようやくワクチン接種も受けられるようになり今に至り、当たり前が消えゆく今、密とならないバイクが注目され開放感や愉しさを求めることは嬉しい限りですが、危険運転で医療機関に迷惑をかけないよう協力しつつ、現実を受け入れながら今を愉しんでいければと思います。
総合管理部 菅野