オフロード四輪は一般的なバギー(ATV)とは違い強固なラダーフレームと独立したロングストロークの前後サスペンションを兼ね備え、専用設計ならではの圧倒的な走破性を持つ乗り物。
オフロードフィールドを駆け抜ける為だけに専用開発されたエンジンと相まって痛快なパワーとコントロール性能を容易に生み出し、自動二輪における舗装路での一般走行とは違った未体験の愉しさを提供する。また、実用域においては狩猟目的や災害復旧における悪路走破性、その安定性から山岳観光等のレジャー施設でも活躍し、様々な用途で世界的にも注目されている。
カワサキによるアフターフォロー全面バックアップ体制により、刺激的なオフロードライフを安心・安全に提供する。
「TERYX(テリックス)KRX1000」は、岩場などのハードセクションを走破する、トレイルアドベンチャーに主眼を置いた2シーターRUV(レクリエーション・ユーティリティ・ビークル)です。北米の大自然を走ることを前提に設計され、高い踏破性と信頼性を持つ「TERYX KRX 1000」は、強力なパワーを生み出す999㎠並列2気筒エンジンを搭載。低速・高速のデュアルレンジCVTミッション+自動遠心クラッチを組み合わせ、歩くような低速域から高速走行までの全速度域で優れたコントロール性を実現しています。また、ロングタイプのサスペンションと強靱なシャーシは、高い走破性と快適な乗り心地を両立。エキサイティングなスポーツ体験を提供します。
リアに搭載された999㎠水冷4ストローク並列2気筒エンジンは7,000rpmで104N・m(106kgf・m)の強力なトルクを発揮します。
ROPS(Rollover Protective Structure。アーチ形状のロールバー)を強度部材の一部とした高剛性フレームは、最適な剛性バランスと高い耐久性、安全製を備えます。
FOX社製の高性能ショックユニットと長いサスペンションアームによって、大きなギャップもしなやかに乗り越えます。
リヤにはスペアタイヤを収納できるキャリアスペースを確保。フロアには荷物固定用のカーゴスペースを4つ装備しています。
本格オフロードスポーツからレジャーまで、幅広いシーンで活躍する4シーターRUV「TERYX4 S LE」。広いプラットフォームを実現する堅牢かつ軽量なダブルXフレームを採用、4人乗りを実現しながら高いスポーツ性も獲得しています。また、エンジンの搭載位置にもこだわり、前後重量配分を48:52とし、スポーティなハンドリングを実現しています。更に広いトレッドやロングホイールベース、ロングストロークサスペンションにより、 快適性と安定性も確保。冒険心をくすぐるレジャーシーンを仲間とシェアできる一台です。
「TERYX4 S LE」を特徴付ける独立した4つのバケットシート。フロントシートは調整機能を装備。フレームと融合した堅牢なROPS(Rollover Protective Structure。アーチ形状のロールバー)によってキャビン全体は囲まれています。
後部には荷台スペースを確保。50Lのクーラーボックスや、キャンプ道具といったレジャー用品を積むことができます。
前輪には踏破性を考慮したダブルウィッシュボーンを採用。優れた路面追従性や乗り心地に貢献するFOX社製の高性能ショックアブソーバーを組み合わせています。
各種インジケーターランプを周囲に配置したマルチファンクション液晶スクリーンを標準装備。走行時に必要な情報を見やすく表示します。
オフロードスポーツを楽しめる「TERYX」シリーズとは一線を画し、実用性を追求したUV(ユーティリティビークル)が「MULE(ミュール)」です。MULEは”Multi-Use Light Equipment”の頭文字から名付けられた車名が表す通り、軽量コンパクトな車体に実用的な機能を搭載。「MULE PRO-FXT EPS」は農場や牧場などにおいて特に重視される低速回転域でのパワフルな走りと不整地踏破性、耐久性を高いレベルで実現しながら、後列シートを格納し、荷台の広さを変えることができるカワサキ独自の「イージートランスキャブシステム」を採用。その優れた利便性により、世界中のプロフェッショナル達に愛用されています。
6名乗車、または3名乗車+広大な荷台に変更可能な「イージートランスキャブシステム」を搭載。折りたたみ式リヤシートの操作は一人でも容易に行えます。
角断面パイプと高張力鋼板を組み合わせたラダーフレームは、高い耐久性と良好な操縦性を実現しています。
ダッシュボードにはCVT操作レバーを始め、セレクタブル4WDやデファレンシャルロックのSwitch等を機能的に配置。
812㎤水冷並列3気筒DOHC4バルブガソリンエンジンは、35Kw(48PS)を発生。極低速域から安定したパワーを発揮します。
30余年の間、北米をはじめ世界中の現場で鍛え上げられてきたMUILE。「MULE PRO-FX EPS」は運搬機能を最大限に高めた、私有地内で活躍する作業車の新たな選択肢です。高い基本性能を「MULE PRO-FXT EPS」と共有しながら、1列シートの3人乗りを基本設定とし、荷台面積を最大化。軽トラックよりも一回りコンパクトな車体ながら、453kgの最大積載量(軽トラックの最大積載量は350kg)と907kgの牽引能力を誇ります。また、ロングホイールベースの車体にダブルウィッシュボーンの足まわりを組み合わせることで、高い走行性能と優れた乗り心地を実現。CVT無段変速、セレクタブル4WD、電動パワーステアリングといった機能により、高いコントロール性も備えています。
広い荷台の床面には耐久性に優れるダイヤモンドプレートスチールを使用。ダンプ機能も搭載し荷台を傾けることも可能です。907kgもの牽引能力を持つ2インチヒッチレシーバーは、幅広いアクセサリーヒッチに対応します。
前後輪にダブルウィッシュボーンとディスクブレーキを採用。駆動方式は2WD/4WDから選べ、リヤデファレンシャルロック機能も備えます。
電動工具や作業ライトなどの使用時に役立つDC電源ソケットを2口装備。エンジン回転数2,000rpmで60A以上を確保し、必要電力を適宜供給します。