SR400×1978年生まれが貫いた43年と有終の美。YAMAHA SR400 Final Edition

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SR400×1978年生まれが貫いた43年と有終の美。YAMAHA SR400 Final Edition

SR400が生まれた1978年(昭和53年)その歴史はあまりに長い。
何故、このバイクがここまで生き残ることが出来たのか。

『今も昔も変わらないこと』 が存在意義であると言えるのがこのYAMAHA SR400だとも言えます。
年々厳しさを増す排ガス規制に伴い、かつてあったエンジンが使用出来なくなってしまうのは言わば必然。数十年の月日が経過すれば数十年分の様々な進化があり、排ガスのみならず人体や大気汚染に悪影響を及ぼす存在は排除されるのが定めではあります。バイクにおいても同様で、進化し性能が良くなればクリーンで効率が良くなるのは当たり前。数十年も前の構造が今の規制に適合するというのはむしろ稀なケースであるとも言えますね。

そういった意味で1978年に発売したこのSR400が43年もの間、基本構造を変えず規制をクリアし、むしろブラッシュアップされている事実は驚くべきものがあります。普通に考えれば43年も昔の構造・性能が現在の技術・性能に通用するはずもありません。金属加工を行う工場側の製造マシンや様々なノウハウ、スキルは勿論、格段に進化した現在に何故、この 『SR400』 を生き残らせる意味合いがあったのか。その本質に個人的な考えで迫ってみたいと思います。(あくまで個人的です)

あえて言えるとすればその乗り味。規制が厳しくなればなる程に性能が上げる必要性があります。ですが性能を上げるということは粗削りであった『テイスト』との決別を意味します。『超高性能だけどノスタルジックな荒々しいテイスト』ということはあり得ません。難しいところがバイクの場合『高燃費』『静寂性』『速さ』『性能』等が魅力の全てではなく、乗り手の求める走りに似合った個性が無ければ魅力を感じないという部分が挙げられます。

そしてそんな性能とは無縁の『五感』に訴えかけるものの1つの中に『鼓動感』や『排気音』といった『最新ではないエンジンテイスト』があり、求める層が存在するということです。バイクに『旧車』という言葉があり車種によってはプレミアム価格で取引されるように、この『旧車』を求めるのも『旧車(古い年式・構造)にしかないエンジンテイストを手に入れたい』という需要があって成り立つと言えます。楽器や衣類、アクセサリー等においてもヴィンテージモノを求める方は必ずいますからね。

逆を言えば旧車の構造は各メーカーが進化・規制工程において既に捨て去った技術や構造でもあります。 それを捨てず『残すことが個性』として時が経過する程に魅力が増し、今もその名を馳せるSR400。人で例えればまさに人生経験豊かで様々な困難を乗り越えて今がある脂がのった40代といったところ。これからという時にこのモデルが無くなってしまうのは非常に残念で仕方がありません。

良い意味で昔ながらの構造を頑として変えず43年間もの長い時を守りぬいた存在。40年以上前の乗り味が今もなお受け継がれ生き続け1つのブランドとなりました。キック形式によるエンジン始動の儀式と、それにより目覚めた空冷ビックシングルエンジンは鼓動感で大きく脈打ち、生み出されたエネルギーの爆発を全身で感じながら颯爽と走る個性的なテイストは、性能がどうとかではなく単純にバイク特有のメカニカルな愉しさがあります。

2018年以降では、厳しい排ガス規制をクリアしながらも最新のインジェクションとECUにより最大トルクの発生回転数が5,500rpmから3,000rpmに引き下げ、マフラー内部構造を音響解析技術を駆使することで太いトルクと排気音の質が飛躍的に向上。

余計なものが一切ない。いや、無かった時代のまま今も変わらぬシンプルな造形。アルミ素材を多用し、金属質で品質の高い外観。一般的なモデルよりも分厚く高度なメッキ処理と塗装技術等、こだわりの造形美。 SR400に関しては2名1チーム体制で車両を組み上げる手作業の製造ライン工程があり、大量生産よりも品質維持への取組を行う姿勢がYAMAHAにとって如何にこの『SR』という存在を大切にしてきたかが伺えます。

時代は流れ、過去あった欠点への対策も出し尽くし、ただ直向きにその製品クオリティを高めたSR。2021年ファイナルエディションではその変わらぬSRが原点回帰した様なカラーリングであるダークグレー、そして美しい塗りによりタンクの造形と高いクオリティの塗装技術が際立つブルーをラインナップ。そしてハヤサカサイクル泉バイパス店では最高位アドバンスディーラーのみが扱えるファイナルの中のファイナルモデル、43年の集大成とも言えるFinal Limited(ファイナル リミテッド)をお取扱い致します。

非常に希少なファイナルモデルであるLimited Edition。 ブラウンを基調とした配色は熟練の職人が施すサンバースト塗装にはじまり、カッパーブラウンのホイール、リアルなレザー表皮とした高品質なシートへ。その他、ステムやライザーはブラック塗装(通常ファイナルはシルバー)とすることで抜群の存在感を生み出しております。さらに真鍮製のエンブレムを採用しサイドカバー(エンブレム)には1000台限定のシリアル番号が刻まれ特別な存在であることをさり気無く主張します。

ヤマハが何故、エンブレム素材に真鍮を採用したのかは、恐らく経年変化を楽しんで欲しい、
それだけこのSRを末永く愛して欲しいというメーカーとしての想いがあったからに違いがありません。

2020年モデルは早々に完売しましたが、2021年度モデルも早々に無くなってしまう勢いであると担当者より連絡を頂きました。
当社としましても確保はしておりますが既に発表と同時にご成約が増えており、台数に限りがございますのでお早めにご検討頂ければと思います。

Final Editionは各色 605,000(税込)で少数ですが販売を行っております。

尚、ご説明にもございましたがFinal Editionはハヤサカサイクル各店(バイク取扱店に限る)Final Edition Limitedに関しましては泉バイパス店でのみのお取扱いです。また、『SR400 FINAL EDITION』に関しましては入荷が数台と非常に少数のみの入荷ですので地元:宮城・山形県にお住まいのお客様のみのご案内とし、通信販売・遠方販売不可とさせて頂きます。 

※6/9 追記
SR400FINAL EDITION に関しまして各色入荷予定が少数ございます。市場在庫と致しましても既に完売が目立ち当社としても近日中に完売ので動きがございます。ご検討されている近県エリアのお客様は是非お早めにご検討頂ければと思います。

ご迷惑をお掛け致しますが何卒宜しくお願い致します。

ハヤサカサイクル 泉バイパス店

国内4メーカーは勿論、ベネリ、サーロン、輸入モデル、レンタルバイクまで正規取扱いが可能。常時200台以上、東北最大級のラインナップの中からお客様に似合ったバイクをご提案致します。メカニックはメーカー最高位資格が多数在籍しワンランク上のアフターサービスやカスタマイズも充実。ツーリング・イベント等のバイクライフまでトータルサポートいたします。

  • 住所:仙台市泉区松森字後田81-1
  • TEL:022-374-7856
  • FAX:022-374-7857
  • 営業時間:10:00~19:30
  • 定休日:毎週火曜日 (祝日の場合は翌日休み)

最後に

たかがバイクですが、されどバイク。出会いはお店で売っている製品でしかないにも関わらず、その存在意義がオーナーの中で変化し、人によっては心動かされ人生すら左右させる大きな存在にすらなってしまう。そんな『バイク』という存在は奥深いものなのだなと感じます。こんな世の中ではございますがバイクに出会って人生を少しでも豊かに愉しんで頂きたいなと思っております。ライダーの皆さんもバイクをさらに愉しんでいきましょう!

自動二輪総合管理部 菅野