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ガソリンバイクと電動バイクの違い
ガソリン車と違って電動バイクは燃料を必要としません。
さらに燃焼機関(エンジン)といった複雑な構造を持っておらず、バッテリー&モーター&コントローラーの様に非常にシンプルな構造の為、メンテナンスフリーで故障や不具合も起きにくいといったメリットがあります。
そしてエンジンの場合はパワーを生み出す為の燃焼機関・燃焼行程があります。例えば4サイクルエンジンの場合(吸入→圧縮→燃焼・膨張→排気)といった4工程があるのですが、電動の場合はそれが無い。アクセルONで一気にMAXパワーを捻り出します。表現は間違っていますが『1サイクル』と言えば伝わり易いでしょうか?
ですので、まず段違いにレスポンスがあります。
ジワジワ~っと加速して『遅いなぁ・・・』と感じていたモタつきが、同じ最大出力でも一気にMAXまでなれば相当速く力強く感じるはずです。例えば50ccのバイクであっても頑張れば50~60km/hは出ることでしょう。(法定速度は30km/hなので出してはNGです。あくまで例として)ただし、出るまでに時間と距離を有し、STOP&GOを繰り替えず場所や勾配のキツい坂道では発揮することが難しいと思います。
これが電動の場合はストレスなく一気に最大出力を発揮しますので、例えるならば少し上の排気量、もしくはそれ以上のパワー感を体感することが出来ます。STOP & GO 、坂道が多い日本での実用性はメリットが沢山。これこそが電動でしか成し得ない特性だと言えます。
また、シンプルな構造でガソリンも不要なことから非常に軽量に作ることが出来るのも魅力的です。動画にあるXEAMのTROMOX MINOは68kg。YAMAHA JOGが78kgですので10kg程度軽いです。さらにガソリンの重量も入れれば大きな差が出てくることかと思います。1回の充電当たり88kmの走行が可能ですから、近場を走るには必要十分な性能ではないでしょうか?