以前ブログでご紹介した、カワサキ「noslisu e（フル電動仕様）」の発売日 2023年6月30日が近づいてきました。
こちらは、既に発売されている「noslisu（電動アシスト自転車仕様）」とは異なり、公道を走るためには普通自動車運転免許（AT限定可）が必要な、道路交通法では普通自動車扱い、道路運送車両法上では第一種原動機付自転車扱いとなるミニカー登録モデルです。（水色のナンバープレートです。）
カーゴバイクという名称ではありませんが、重たい荷物の積み下ろしがし易いように、低い位置にバスケット（20kgまで積載可能）が付いているモデルです。プロモーションビデオでは、スーツケースや野菜、植木鉢を載せていましたね。（容積約120Lの大容量を搭載できる本格的なカーゴバイク「noslisu cargo」も時期未定で発売されます。）
カーゴバイクのような荷物を運ぶ自転車は、日本ではあまり馴染みがありませんが、イギリスではAmazonが電動アシストカーゴバイクでの配送を拡大させていたり、自動車メーカーのトヨタがフランスで電動カーゴバイクの発売を予定していたりと、欧州を中心に脱炭素や交通渋滞緩和の取り組みの一環として注目されているようです。
”脱炭素”への取り組みでいえば、日本でもHondaがカーボンニュートラルを目指して、ビジネスモデルを中心に二輪の電動化を進めており、ピザの配達でよく見るジャイロキャノピーも、2021年には電動バージョンの「ジャイロキャノピー e:」が法人向けに発売されました。（ちなみに、「ジャイロキャノピー e:」をはじめとした、Honda e:ビジネスバイク シリーズは、ついに今月6月頭から一般販売が開始になりました。）
「noslisu e（フル電動仕様）」や「noslisu cargo」も今後、新しいかたちのビジネスバイクとして普及していくかもしれませんね。
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