フロアポンプ(空気入れ)のお手入れしていますか?

フロアポンプ(空気入れ)のお手入れしていますか?

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こんばんは!
仙台中央店、グラベル班のナルミです(^^)
梅雨に逆戻りしたのか?と思うくらいに雨が続き、時化寒い日々が続いていますね・・・(´д`)
大雨による災害で被害に遭われている地域の皆様には謹んでお見舞いを申し上げますm(_ _)m

雨が続くと自転車にも乗れないので、車体のメンテナンスやパーツ交換に時間を使う人も多いと思います。
今日は自転車をメンテナンスする道具のメンテナンスのお話しをしたいと思います。

唐突ですが・・・ 皆さんはフロアポンプ(空気入れ)のお手入れはしていますか?

SERFAS FP-200

先日、私物のフロアポンプ(使用経過9年ほど)でタイヤに空気を入れていたところ、MAXの空気圧に到達する前にポンプの先端がバルブから抜けてしまう症状に見舞われました。

空気圧 85-100 PSI / 6.0-7.0 BARのチューブレスレディタイヤ
交換前

何回やっても同じで、MAXの空気圧値前には先端が抜けてしまう・・・(´д`;) ポンプの先端をバルブに差し込む前には、バルブのネジは緩めているし、バルブのヘッドをプッシュして内部の圧着を開放しているし・・・(´д`)? チューブレスレディタイヤなので中に入っているシーラントが悪さをしているのか? 色々と原因を考えて試行錯誤をしましたが解決しませんでした(-_-)
同僚に相談したところ・・・ 「ポンプの先端部分のゴムの劣化が原因じゃない?パーツを交換したら治ると思うよ」とアドバイスをもらいました。 確かに・・・ 使用して9年にもなるし、当然、ゴムのパッキン類は劣化するから起こり得る原因ではありますね。

ポンプの先端を分解して、旧いパーツと新品の比較をしてみました。


写真で比較して見ると、微妙ではありますが、旧いゴムパーツの内径は若干拡がっているように見えますし、ゴム自体も少しくたびれています
(デジタル表示のノギスではないので、詳細値はご容赦ください)

そこで、先端部分を交換して空気を入れてみたところ、ちゃんとMAX値まで空気を充填することが出来ました。
←タイヤゲージでパーツ交換前後の値を測るのを忘れてしまった・・・(´д`)

交換後

もし、同じような症状でお悩みの方がいらっしゃいましたら、パーツの交換をお勧めします。お使いのフロアポンプによっては補修部品としてパーツの取り寄せが出来ます。ご相談頂く際にはポンプのメーカー名、型番をお教えください。汎用品のヘッドを取り付ける場合、メーカーによってホースの径に違いがあるため、可能ならばホースの太さをお調べください。ちなみに今回、交換したゴム製のパーツはバルブヘッドアダプターというもので¥110(税込)でした(^^)

今回は日常的に何気なく使っているフロアポンプの話題でしたが、メンテナンス道具も長年使っていると劣化します。補修用品があるなら交換はしっかり行わないと本来の用途を成しません。規定の空気圧で空気を入れられなければ、走り心地はもちろん、パンクの原因やビード落ちなどトラブルに陥る事もあります。フロアポンプ以外でもレンチやアーレンキーなども錆びていたり、曲がっていたり、欠けていたりすると使えませんよね?最悪、ネジやナットを破損させてしまいます。
くどいですが・・・ メンテナンスに使う道具だからこそ、その道具自体のケアもしっかり行いましょう! と言う、お話しでした(^^)

仙台中央店

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