こんにちは!
仙台中央店のナルミです(^^)/
暮れにさしかかり、皆さん、ご自宅の片付けや大掃除は進んでいますか?
そして・・・
一年間、お世話になった愛車(自転車)のお手入れはしていますか?
最近、ご来店されるお客様から「ディスクブレーキの自転車のお手入れはどうしたら良いですか?」「ディスクブレーキの自転車って手入れが大変って聞いているんだけど?」とお話しを頂くことが増えています。
ディスクブレーキ仕様の自転車に乗る方が増えたための悩みや不安だと思います。
ディスクブレーキの自転車だから、メンテナンスが自分では出来ない。なんか、難しそうと思われがちですが、セルフメンテナンスが出来る部分も多いのが実際です。
多くの方は、
①ホース内にエアが混入したら、自分では復旧できない。
②パッド交換が大変そう。
③ローターからの音鳴きが消えない。
①に関してはオイルのブリーディングキットを持っていて、作業に熟達していない限りは作業手順が多かったり、調整が難しいのでメンテナンスが出来るショップにお任せする事を強くススメます!(この印象が強いようです)
②、③に関しては共通する部分もありますが、
セルフメンテナンスとして出来るところだと思います。
基本的にはローター、ブレーキキャリパー周辺、ピストンの洗浄、ピストンのリセット、パッド交換を行います。
そこで今回は、お手入れに必要なツールとケミカルを紹介させて頂きます。
リムブレーキの場合、ブレーキシューを交換した際にトーインを付けたり、角度の調整に悩みますが、ディスクブレーキのパッド交換は、新旧のパッドを交換するだけで、小難しい作業は不要で簡単に交換ができます。
ただし、ホイールを外している状態で、ブレーキレバーを握り込んでしまうと、写真のようにピストンが迫り出して戻らなくなってしまうので、ダミーローターやスペーサーは必ず挟んで作業をするようにしましょう。
また、ブレーキパッドを交換する際、上図の状態までいかなくても、ピストンが迫り出していますので、新しいパッドを入れようと思っても入りません。
その場合、必要なのはピストンを初期位置に戻す工具です。
よく、ピストンが出て圧着してしまった場合、マイナスドライバーを使用して隙間を開ける。なんて話しを聞きますが、ドライバーなど金属製の鋭利な物でこじると、セラミック製のピストンを破損させる危険性もあるので、使用する工具は慎重に選びましょう。
ParkTool ディスクブレーキ ピストンプレス
¥3,465(税込)
ピストンを戻す前に是非やって頂きたいのが、ピストン部分の洗浄です。下写真のピストンは黒いので汚れが分かりづらいですが、ここも埃などの汚れがかなり付着します。
汚れたまま放置すると当然、ピストンの動きが悪くなりブレーキの効きやパーツの寿命にも関わってきますので、パッドを交換する時以外でも、定期的に洗浄することをオススメします。
ピストンの洗浄には、過去にも紹介させて頂いたWAKO’Sのフォーミングマルチクリーナー(¥1,716 税込)が有効です。ブレーキキャリパー全体にかけてもOKですが、ピストン部を洗浄する場合は、綿棒などを使用して、細部の汚れを落とすように意識しましょう。
フォーミングマルチクリーナーは窓掃除など屋内の清掃でも使えるので、年末の大掃除にも実は大活躍!
ディスクローターもまた埃やブレーキかすが付着し汚れやすい部位です。停車する毎に「ギぃ〜」など大きな音を発生するようになってしまいます。こちらも定期的に洗浄をする事をオススメします。特に路面が濡れている時に走行した後は洗浄を強くオススメします!
ディスクローターやパッドの洗浄にはMuc-offのディスクブレーキクリーナーをオススメします。
コレ!私も使用していますが、音鳴きしていたブレーキが本当に静かになりました。
泣く子も黙るMuc-offです!(-_-)
ディスクブレーキ搭載車輌のセルフメンテナンスも簡単にできますので、年末年始の休み中、一年間お世話になった愛車のお手入れ(労い)として、ぜひチャレンジしてみてください!
興味を持って頂いた方、不安な方はぜひスタッフにお声がけください !
今回はブレーキ周りのお手入れの話題でしたが、愛車全体の洗浄、コーティングも併せて、愛車全体もピカピカの状態で新年を迎えましょう!
ハヤサカサイクル全店では25日(月)まで今年最後のWINTER SALEを実施中です!
メンテナンス用品のお買い物はぜひこの期間中にお越しください!
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