ASSOS 違いを楽しむ

ASSOS 違いを楽しむ

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こんばんは、ナオです。

先日の地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

皆様お怪我など無かったでしょうか?また愛車は無事だったでしょうか?私の愛車は揺れに耐え切れず転倒しましたが、幸いディレーラー側ではなく九死に一生を得ることができました。

まだ余震が続いておりますので、注意といざというときのための準備をしておきましょう。

今日は、先日いち早く入荷したASSOSよりMILLE GTシリーズのニューモデルMILLE GT Summer Bib Shorts c2 – T GTSをご紹介します。

とはいっても当店のお客様はすでにS9世代に突入したEQUIPE RS シリーズのビブショーツをお持ちのはず!わたしも女性版EQUIPE RS シリーズであるDYORA RS SUMMER BIB SHORTS S9に足を通したときの感動は今でも忘れません。それ以来他のビブショーツではパッドに物足りなさを感じてしまいます。

ということで早速MILLE GT – T GTSを実際に履き(女性モデルではありませんが)、MILLE GT – T GTSEQUIPE RS S9の比較をご紹介させていただきます。MILLE GTシリーズは…という方にも読んでいただきたいです。

フィット感

EQUIPE RS BIB SHORTS S9 ¥32,780(税込)

レーシングフィット エアロダイナミクスと運動効率を追求したタイトフィットモデル

MILLE GT SUMMER BIB SHORTS C2 T GTS ¥29,920(税込)

レギュラーフィット デイリーユースからロングライドまで体型を選ばないフィット感

 メーカーではEQUIPE RSシリーズをレーシングフィットとしMILLE GTシリーズをレギュラーフィットとして差別化していますが、MILLE GT – T GTSに足を通してみるとしっかりコンプレッションが効いていて逆に驚きました。これなら長距離を走ったときの筋肉の疲労感も軽減されるのではないでしょうか。

新しく開発されたOSSIDIAと呼ばれる縦編みの素材は、EQUIPE RS S9で使用されているTYPE.441というシャキッ・サラッとした生地よりしっとりとなめらかな手触りながらコンプレッション感では引けをとりません。むしろMILLE GT – T GTSのほうがタイトに感じるほどです。UPF50+と紫外線をしっかりカットし、素材には抗菌加工が施され匂いが発生する原因のバクテリアの繁殖を抑える効果もあります。

MILLE GT BIB SHORTSからEQUIPE RS BIB SHORTS S9への違いは歴然でしたが、MILLE GT – T GTSからEQUIPE RS BIB SHORTS S9へのフィット感の違いは足を通した段階ではほぼ感じられませんでした。

パッド

EQUIPE RS BIB SHORTS S9は低反発性の8mmの厚さのインパクトフォーム。中央にはスタビライザーがつき、体重がかかったときにインパクトフォームが広がるのを防ぎます。パッドの両サイドの縫製をあえてせず、パッドを浮かせることによってパッドの追従性を高めたゴールデンゲートや、パッド全体の通気性を確保するハニカムレイヤー構造3Dワッフル、パッド前方に開いているクレーターベンチレーションで汗による蒸れを逃がすなどさまざまな技術が盛り込まれています。

新しく登場したMILLE GT – T GTSはかつて無い2層構造のGTSインサートを採用し、8mmと4mmの反発力の異なるメモリーフォームを組み合わせた作りで、乗る方の体重や、サドルの形状、乗車時の骨盤の動きに合わせて圧力を分散させ快適性を高めています。ゴールデンゲートやパッド前方に開いたクレータークーラー、通気性を高め軽量化にもつながる3Dワッフルなど長時間のライドでも最適なサポートと通気性を確保しています。

並べてみると同じSサイズでもMILLE GT – T GTSのほうが横幅が1cm長くなっており、より広くお尻をカバーしてくれます。体幹が弱くどかっと座る傾向にある初心者の方や、ライディングポジションがあまり変わらない室内トレーニング中心の方にもむいていますね。パッドは厚みがあるためゴワゴワするかとも思いましたが、S9パッドに比べるとふわっとした印象で履いた時点での違和感はありませんでした。

左:MILLE GT – T GTS 右:EQUIPE RS S9

重量

左:MILLE GT – T GTS 右:EQUIPE RS S9

実測値です。両モデルSサイズで1gの誤差ですが、パッドの厚さが+4mmになっているとすると優秀なのではないでしょうか。

ディテール

ビブ自体の長さはEQUIPE RS S9よりMILLE GT – T GTSのほうが3cmほど長くなっていてひざに掛かる心配がありましたが、履いてみると今までのビブが逆に短かったのではと思うほどちょうどいい丈感でした。(個人的意見です。)

裾のグリッパーはEQUIPE RS S9はライクラ素材にもともと含まれているシリコン成分を表面にだすことで、肌にフラットなためかゆみや赤みが出づらく快適で、MILLE GT – T GTSは裾の裏側に最小限のシリコン処理で食い込みづらいという特徴があります。

左:MILLE GT – T GTS 右:EQUIPE RS S9

またS9より引き継がれたA-Lock Engineerringによってパッドの安定性が高く保たれずれにくく、最小限のパネル構成で縫い目が少なく自然なフィット感が得られます。

あとこれは私が接客させていただいてこだわる方が意外と多いのですが、

左:MILLE GT – T GTS 右:EQUIPE RS S9

MILLE GT – T GTSは前面がフラットでEQUIPE RS S9は立体的な作りになっています。

まとめ

非常に似ているため、履いてみてしっくりくる方を選んでいただいてかまわないのではというのが今の本音です。ただ自転車に乗り始めた方や、ロングライドが好きな方、室内トレーニングをメインにしている方にはMILLE GT – T GTSを、トレーニングをしている方でASSOSをまだ履かれたことが無いという方にはEQUIPE RS S9をおすすめします。もちろんASSOSファンの方はニューモデルに足を通さないわけにはいきませんよね?

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