【新入荷情報】SCOTT ADDICT 50

【新入荷情報】SCOTT ADDICT 50

こんにちは!
仙台中央店のナルミです

皆さま、注目の新モデルが到着しました。SCOTT のエンデュランスロードバイク「ADDICT」シリーズより、2026年モデル ADDICT 50 が入荷しました!

ロングライド志向の方にぴったりな仕様に大幅にアップデートされています。今回は入荷紹介に加えて、私も乗っていた前モデル(従来のADDICT)との比較も交えて、その魅力をじっくり解説していきます。

モデル概要と特徴

まずは、ADDICT 50 の基本スペックと特徴を整理します。

  • フレーム:Addict HMFカーボン、エンデュランスジオメトリ 
  • ブレーキ/ドライブトレイン:機械式 Shimano 105(24スピード、油圧式ディスクブレーキ仕様)を装備
  • タイヤクリアランス:最大 38 mm まで対応。 
  • 快適性強化:シートチューブ/トップチューブの形状改良で「垂直(上下)方向のしなり感」を大きく向上。前モデル比で「50%快適性アップ」
  • 収納・実用性ギミック:ダウンチューブ裏に予備チューブ、形態ポンプ、タイヤレバーなどパンク修理工具を収納できるスペースを備えるなど、ロングライドを見据えた仕様。 

トップチューブ下に設けられたネジによりフレームバッグ(サイズ:S,M,L)をスマートに取り付ける事が可能となっています。

シートポストにはリアライトをインストールできるようになっており、全体的なデザインを損なわないようにスマートさも本モデルの特長だと思います。

  • 重量:おおよそ 8.7 kg(カタログ値)という完成車の仕様。

  • ディレーラーハンガー
    最近よく耳にすることが多くなったUDH(ユニバーサルディレーラーハンガー)を採用

UDHはSRAMによって提唱され、さまざまな自転車フレームに対応するために設計された革新的なディレイラーハンガーです。

株式会社Many’S
https://manys.work/2024/03/post-7728/

前モデルとの比較ポイント

それでは、従来モデル(以下、前モデル)と、最新版 ADDICT 50 を比較してみましょう。

前モデルは、ADDICT シリーズの直近世代を指し、レーシング系のジオメトリを持つ “RC” とは異なりエンデュランス寄りではありますが、今回のモデルチェンジでその方向性がさらに強化されています。

比較項目前モデル(例:2022〜25年モデル)新モデル ADDICT50 (2026モデル)
ジオメトリ比較的レーシング寄りの設計。リーチ長め・スタック低めという傾向。 リーチ短め・スタック高めでアップライトなポジション。長距離/快適ライドを意識。 
フレーム/しなりしなり感より剛性重視の設計「垂直方向の快適性を50%向上」と報じられており、サドルが“より動く”=突き上げ軽減。 
タイヤ対応幅以前は 35mm 程度 最大 38mm まで対応し、悪路・荒れた路面などもカバー 
実用ギミック・収納性標準的なエンデュランスモデル仕様工具収納スペース、ダウンチューブへの補修キット内蔵、ダボ穴多様化でより長距離の走行を想定した装備。
ブレーキ・ドライブトレインディスクブレーキ化されているが仕様差あり。 油圧式ディスクブレーキ仕様で、最新の Shimano 105 系を搭載。 

RCシリーズと同様にエアロ形状を採用している部位もあるため、単純に快適性重視のエンデュランスバイクとも言い切れず「楽に速く」を体現できるモデルに強化された様に感じます。

第一印象
前モデルよりも “しなやかさ” が感じられます。特にシートステー/シートチューブ付近の造形が変わっており、見るからに「突き上げを抑えます」という主張が伝わってきます。タイヤクリアランスも広めで、700×34C が標準、700×38C まで対応という仕様も実用的です。

乗車ポジション
前モデルと比較して、ヘッドチューブが長くなり、ハンドル位置が少し高めに設計されており、肩・首・背中への負担が軽減されそうな印象。ロングライド・ツーリング・普段使いにも適した余裕を感じます。前モデルでは少しレーシーで構えた感がありましたが、今モデルでは「気負わず走れる」雰囲気が出ています。

装備面
ダウンチューブ裏には補修工具などを収納できるスペースが設けられており、いざという時の対応力も高いです。また、タイヤ幅が太く取れるということで、荒れた地方道や林道入口のダート区間も視野に入れられるところが嬉しい点です。

おすすめ用途

  • 長距離ライド・サイクリングイベント参加を考えている方
  • ヒルクライム〜平坦〜ダート入り口まで、幅広く楽しみたいライダー
  • 快適性を優先しつつ、軽快な走りも捨てたくない方

前モデルユーザーの皆さまへ:乗り換え検討ポイント

もし前モデルのADDICTをお持ちの方、また検討していたという方であれば、今回のADDICT 50への乗り換え・アップグレードには以下のようなメリットがあります。

  • より快適な走行感:長時間ライドでの疲労軽減が期待できます。
  • 幅広いタイヤ選択肢:路面状況に応じてタイヤを太めにすることで、走行性能の幅が広がります。
  • 収納・実用性の向上:ツール内蔵スペースなど、サポート装備が増えており安心感が増します。
  • 利用シーンの拡張:普段の通勤〜週末サイクリング〜ロングツーリングまで1台でカバーしやすくなっています。

今回ご紹介したSCOTT ADDICT 50は「走る楽しさ」と「快適な長距離ライド」を両立させたいライダーに強くおすすめできる1台です。前モデルのエッセンスを受け継ぎつつ、より実用性・汎用性を高めた仕様となっており、ロングライド志向の方には特に魅力的な1台です。

この機会に、ぜひ店頭で現車をご覧いただき、実際にまたがってみて、フィーリングを感じて下さい。ご質問・サイズ相談なども大歓迎ですので、スタッフに気軽にお声がけください!

<展示販売車両>

SCOTT
ADDICT50
Sサイズ
カラー:フレームオレンジ
販売価格:¥440,000(税込)

仙台中央店

  • 住所:仙台市青葉区中央2丁目4-6
  • TEL:022-398-8195
  • FAX:022-217-8195
  • 営業時間:11:00~19:00
  • 定休日:第1火曜日 (祝日の場合翌日休み)
スポーツサイクルSNS
一般自転車SNS