rovalホイールインプレッション!!

rovalホイールインプレッション!!

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こんにちは~中央店マサです~

新年一発目の私の投稿ですが、今回はお時間を頂きましてホイールのインプレッションを行いましたので、皆さんにお話しします。

今回使用したホイールは、アメリカンブランドのSPECIALIZEDのrovalホイールのALPINISTとRAPIDEの二種を乗り比べしてみてメーカーとしての本質、二種の違いを2ヶ月間乗ってみての感想をお伝えします。

まずはALPINISTのインプレからご紹介いたします。

roval ALPINIST CLX前後セット税込¥319000

こちらの特徴は何といっても「軽さ」です。こちらのホイールはDISC対応なのにも関わらずメーカー公式で前後セットで1248gと驚異的な軽さを誇っています。

さらに驚きなのがクリンチャーなのです!!近年ではDISCホイールはチューブレス化が進んでいる中で敢えてのクリンチャーという選択肢がどうなのかというところも興味深いです。乗り味はチューブレスと比べたときにどうなのか・・・

まずは仕様ですが、先ほども申した通りDISC専用ホイールでrovalの最軽量モデルとなっています。ハブはrovalオリジナルのハブで肉抜きされている分非常に軽くなっています。

リム高は33mm、リム幅は内幅21mm外幅26.5mmとなっております。

そしていざ実際に乗ってみると、まずやはり軽い!!車両重量も軽くなるのはもちろん、走り出しの20~30㎞/h域のスピードが面白いぐらいスムーズに加速してくれます。高速域になると40㎞/h域でもある程度は維持しやすいですが、50近くになると乗せづらくはなりました。しかし一般ユーザー的にスピードを考えると全く問題なく楽に走れる飛び道具であるこは間違いないです!!

登りもいくつか上りましたが、印象としてはシッティングで緩斜面をぐいぐい上るときの感覚が非常によく、次いで長くなればなるほど脚への負担は軽減でき、ホイールの剛性感がそこまで尖った硬さではないのが、その要因として考えられるのかなと思います。

マサ的に10段階評価を付けるとすると

軽さ10、剛性7、加速性9、巡行性7、登坂性10、メンテナンス性9といったところですね。

レースのシチュエ―ションでいうとヒルクライムはもちろんコーナーが多くストレートでトップスピードまで出切らない場合のクリテリウムだとコーナーでの加減速の対応がしやすいと思います。

続いて、RAPIDEのご紹介です!!

roval RAPIDE CLX前後セット税込¥319000

こちらは基本的な仕様は最初にご紹介したALPINISTと同じですが、面白いことにリムのハイトが異なっておりリム高の設定にされているとともに、前後異形のホイールセットになっているのです!!

まずは高さですが、フロントが51mmで内幅が21mm外幅35mm リアが60mm、内幅21mm、外幅30.7mmと前後のリムの高さ、幅をあえて変えているのです。さらにホイールの重量も前後セットで1400gとクリンチャーとは思えない驚異の数値をたたき出してます!!

フロントホイール実測34.8mm

リアホイール実測30mm

最初はなぜこうしているのか、乗ってみないことには分かりませんでしたが、実際に乗ってみると意味が僕なりに理解できました。

まず高速域のスピードの維持が明らかに、維持しやすいのが分かりました。40~50㎞/hの領域が気持ちよく乗れて非常に安定感のある印象でした。そして前後異形になっている要素として前が太いのが結果的に最近主流となってきているカムテール形状を作り、前面での空気の流れをうまく逃がしているために前は太くし後ろは逃がすためにわざと細くすることにより巡行をしやすくしているということが体感でわかました!!そしてこれは体感ですが、スピードが乗っているときにくる横風があまり感じませんでした。前面に来たときの風が横幅が広い分抜けやすく出来ているのではないかと思われます。

もう一つ面白いのが、登りです。ALPINISTと同じコースで走った時に体調は同じではないことは確かですが、20分ほどの登坂をしたときにRAPIDEのほうが速かったのです。だらだら上るのであればALPINISTが確実に分があるのですが、20分という短い登りであればRAPIDEのほうが僕には合いました。僕はよく登坂の際はダンシングをよくするのですがRAPIDEはダンシングで高トルクが掛かった時にパワーのかかりがしっかり食いついてくれ、力を逃さずダイレクトにペダリングが還元されグイグイ進んでくれるのがわかりました!!

これいい・・・ってなりました(笑)

RAPIDEの評価は

軽さ8、剛性9,加速性8、巡行10、登坂性9、メンテナンス性8

軽さはALPINISTに劣るものの全ての領域で高いレベルであることを感じさせれました。リムの高さからは考えられない登坂性にはいい意味で裏切られました。メンテナンス性が少し低いのはハイトが高い分お掃除が少し大変です(笑)

今回のホイールはクリンチャーでしたが、次回にクリンチャータイヤとチューブレスタイヤの細かい特性もお話しさせて頂ければなと思います。

こちらの両ホイールですが仙台中央店にて試乗ホイールとして取り扱いしておりますので気になる方は是非ともお越しください。

仙台中央店

  • 住所:仙台市青葉区中央2丁目4-6
  • TEL:022-398-8195
  • FAX:022-217-8195
  • 営業時間:11:00~20:00
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