我が国 『JAPAN』でアドベンチャーってドコ走れば良いのよ!?

我が国 『JAPAN』でアドベンチャーってドコ走れば良いのよ!?

本ページの最終更新は2022-03-06です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
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ここ最近、何かと各メーカーから登場するアドベンチャーモデル。
アドベンチャー・・・いいね! まず響きが良いじゃ~ありまんか!? ・・・という、そんな話ではございません。 

腰高な車格でオフロードバイクでもストリートバイクでも無い、この『アドベンチャー』というカテゴリー。 ぶっちゃけた話、まだ日本ではそこまで定着していないので、手に入れたとしても何をメリットとするのか理解しかねている方も多いという印象を受けます。

捉え方によっては

足つき性の悪い良く分からないバイク

としか捉えられないのではないか!? えっ!? もしかしてそんな風に見られている? なんてふと感じてしまったので個人的な捉え方ではございますが、てやんでェ! 少しばかり、語らせて頂こうかな~と思う所存でございやす。 温かい拍手ありがとうございます(謎)

まず、単純に腰高ですね。 写真左がCB250R、向かって右がCRF250Lです。どうでしょう明らかにCRF250Lの方が車高が高いですよね。 腰高なバイク=リフトアップってのは何が良いか・・・これ、走破性が良いんですね。 少々小難しい話になってしまいますが、バイクには前後にサスペンションという衝撃を吸収するパーツが装着されておりまして、舗装路の凹凸や轍、カーブでかかる遠心力等を、このサスペンションが柔軟に動くことでバイクが安定して走っていると言えます。 車にも言えますが仮にサスペンションが無ければ乗り物は危険そのものです。

さて、話はアドベンチャーモデルへと移り変わります。
走りに大きく影響を与えるサスペンション。それが一般的なバイクよりも可動域が長い(ストローク量と言う)ことがオフロードやアドベンチャーモデル最大の魅力です。オフロードモデルは名前の通りOFF ROAD という林道や舗装路ではない道を走る為に作られ設定された特性を持つことから、言うなればストリートモデルの様に高速巡行時の安定性・快適性はやや薄くなる傾向にあります。

アドベンチャーモデルは、オフロードストリート の良いとこ取りをした万能な野郎でございやす。
写真の様な走りを求める方は少ないかもしれませんが、そんな走りも可能です。

各社アドベンチャーモデルはここ最近増えてきていますが 特にKTMのアドベンチャーは刺激的な加速力を秘めていると感じます。
250㏄クラスで比較すればこんな印象です(私の直感的なものですので悪しからず)

ホンダ:CRF250RALLY
CRF直径のエンジンからなるパンチの効いた加速が楽しめる。フルサイズホイールとブロックタイヤを標準装備。ABSはボタンでキャンセル可能で本格的なオフ走行もOK。

スズキ :Vストローム250
独自のロングストロークエンジンはトルクフルで力強い走りが体感でき高速巡行も快適。坂道であろうが一般道であろうがトルクの落ち込みが無く常に安定。 ロードバイクのホイールインチの為、ツーリング+α、キャンプツーリング等に最適。悪路に関してはタイヤを変えれば行けますがホイールサイズ上はややツーリング寄り。

カワサキ :ヴェルシスXツアラー
腰高でありながらエンジンは優れた加速力や万能性で人気のニンジャ直系エンジンを搭載。 ややインチの大きいホイールサイズで走破性も高くスタートから癖なく扱い易い。標準装備されたガード類やパニアケースも実用性が高く格好良い。

KTM :250アドベンチャー
WP製 APEX 倒立サスペンションとトラスフレームに元気なエンジンを搭載。限界までチューニングされたエンジンはアクセルを開ける程に吹け上り、どのステージでもアクセルONで走りたくなる。

総じてアドベンチャーは走りの幅が広い。 腰高で快適なライディングポジションからなる上質な乗り心地。しっとりとした足まわりは路面の凹凸を優しくいなしつつも、しっかりとしたグリップ力を感じ、アクセルONでは俊敏に反応! 高速走行も難なくこなし ON ROADOFF ROAD ALL ROAD OK!(我ながらうまいこと言った!)

つまり、あんな道こんな道そんな道まで安心・安全かつ大胆、アグレッシブかつスパルタンに駆け抜けることが可能なのです。 1台のバイクで全てをこなし、どこまでも走ることが出来るバイク、だからこそ『アドベンチャー』というカテゴリー名が付いたと言えますね。簡単に言えば一般道は勿論、自然と共存出来ること。そしてそこ場所にたどり着くまでの道のりまでも全て快適にワクワクさせてくれるということです。

欠点はと言えば、二輪車という特性上、車高が高いので足つき性がやや悪い・・・もはやそれだけです。
一度慣れてしまえば、明らかに違う独自の操縦感と驚くほどの快適性、そして万能性と楽しさに虜になることでしょう。

さぁ、この画面を、この文章を読んでいるそこのアナタ。そうですアナタです。
この文章をここまで読んでしまったそこのアナタ。

人生楽しんだもの勝ち! 冒険はじめませんか?

弊社では近々、アドベンチャーツーリングなるものも企画中! 今年はアドベンチャーモデルの魅力を存分に伝えていきたいと思います。集まれアドベンチャー! 増えろアドベンチャー! 行こうぜ冒険! ・・・ということで、ハヤサカサイクルで冒険について熱く語り合いましょう。

出は最後に、各社アドベンチャーモデル フラッグシップモデルのPVを何個か貼り付けて終わりたいと思います。
各社 色があってPVも面白いですよ。 ではでは、ご清聴ありがとうございました。

総合管理部 菅野