ついに現車が!? X350、X500を語り尽くす(長文)

ついに現車が!? X350、X500を語り尽くす(長文)

突如として彗星のように現れ、業界を騒がせているハーレーダビッドソンのX350と500。
ついにハーレーダビッドソンが普通自動二輪免許(中型)で乗れるバイクをラインナップしてきました!
それがこの『X350』、そして大型免許ですが新しいジャンルの『X500』でございます。

ハーレーダビッドソンは1903年に誕生し、誰もが知るメーカーとして君臨してきました。バイクに興味が無い人からしても国産車で言うホンダの『カブ』、そして『ハーレー』という単語の響きだけでも『あぁ。それなら聞いたことある。』となることでしょう。ちなみにハヤサカサイクルグループではカブシリーズも絶賛お取扱い中です(脱線)

ハーレーの特徴と言えば、美しい塗装やメッキで装飾された重厚なボディに巨大な空冷Vツインエンジンを搭載し、有り余るビッグトルクで車体を身震いさせながらドコドコと前進させる。その大排気量からなる排気音の重低音は多くのライダーを虜にしてきました。ハーレーが無ければ『国産アメリカン』というジャンルも無い。業界に大いなる影響を与えたハーレーはワイルドで格好良いアメ車のイメージ。事実、ハーレーとしても、そのイメージやコンセプトは変えることなく現在に至ります。

近年のハーレーでは猛烈なパワーを生み出すレボリューションMAX(水冷)エンジンを新たに導入する等、これまでとは違った観点からモノゴトを捉えた機種を勢力的に発表しております。それこそ軽量でハイパワーなVツインのスポーツ路線。 更にはパン・アメリカの様なアドベンチャーモデルの発表など、エンジンもスタイリングもこれまでのハーレーの固定観念に囚われない魅力的なモデルをラインナップし続けています。

そんな中、現れた『X350 』『X500
中には『果たして これはこれはハーレーなのか!?』とネガティブに捉える方もいらっしゃることでしょう。
勿論、歴史的背景から見ればこれら2機種は新参者なのかもしれません。そしてクルーザースタイルでもありません。
しかし、これがハーレーが求め続けた『FREEDOM(自由)』の今在るべきカタチ1つだと言えるのです。
そうです。ハーレーは理念を変えないままジャンルを変えて新たな自由を提案しているのです。

ハーレーのキャッチコピーには『FREEDOM(自由)』という言葉が多く使われています。これは製造本国(アメリカ)の建国理念が『自由の国』というのもありますが、ハーレーは『何にも縛られず自由に愉しむ為の存在であるべきだ・・』という考えを元に成り立っていると言えます。 バイクに乗る人であれば経験があるとは思いますが、何もかもを忘れてバイクだけに集中し、無心でバイクと向き合って走っているときの開放感は本当に『自由』を感じますよね。

話は戻りまして『X』シリーズについて。
まずこれは、今までのハーレーの廉価版や縮小版といったモデルではありません。
そもそもが、ビックツインエンジンを積んだ皆の知る『ハーレーダビッドソン』とは違う存在です。

ハーレーとしては、やや腰高なシート高、走りにスポイルされた各部の部品構成や装備を見てもどちらかと言えば『ネイキッド』『スクランブラー』『フラットトラッカー』といった日本人の我々としても馴染み深いジャンルに当たる、まったく新しいジャンルだと言えます。勿論、現行ラインナップを見ても従来のハーレーを主としたものが多いのですが、Xシリーズはあくまで別カテゴリーに属します。

エンジンは共に360度クランクの並列2気筒エンジンを採用。このエンジンは等間隔で爆発することから一般的な2気筒エンジンとは別物で異質な存在です。爆発の粒立ちが良くシルキーで滑らかに回る特性を持っています。鼓動感や排気音は別としても分かりやすく言えば直列4気筒エンジンのフィーリングに近づいていると言えます。恐らく体感した方は数少ないタイプのエンジンだと思います。

アクセルONで元気良く回転数が上昇し、低回転域からパワーが滑らかに立ち上がる走りは新感覚。排気音も、これまでのハーレーや国産車では味わえない独特なサウンドを奏でます。共に一般道での走行で不満は無く、極低回転域から高速走行まで、それこそリッタークラスのハーレーと一緒に走れる速度域まで難なくこなす性能を持っていますので、これまで『重くて乗れない』『デカすぎる』といった方も気軽に乗れるバイクに仕上がっています。

※写真はX500

X500では太いトルクを感じながら全速度域で余裕の走りを、X350では積極的に回転数を上げて加速を楽しむのもOK。共に軽量な車格でスポーティーな装備となっている為、旋回性も良くワインディングも楽しめます。 通常のVツインエンジンでは高回転となると『頑張っている感』が否めないのですが、Xシリーズは360度クランク採用の穏健で回転数を高める程に力が増していき、まるで直列4気筒エンジンの様なスポーティーな走りと排気音に変貌するので逆に楽しかったりします。

低回転域では心地良いパルス感と品のある排気音を味わって走るのも良し、ガッツリまわしてビィイイイン!と加速してスポーティーに走らせるのも中毒性があって面白いです。国産車も取り扱う我々グループの特性柄、この乗り味を知ると同じ360度クランクを積んだカワサキ Wシリーズをスポーティーにチューニングしたかのような不思議な感覚を持ちます。いずれにしても、Xシリーズは排気量に囚われない中毒性がある乗り味でハーレーダビッドソンのエンジンフィーリングや排気音へのこだわりは健在です。

※写真はX350

外観に関してもかつてのスポーツスターや往年のXR750等のデザインを随所に感じる部分もあり、タンク造形やリアフェンダ―等もダートトラック的な雰囲気も持ち合わせています。そんな『X350』『X500』ですが、既に全国的に好評を得ており予約が殺到しております。正式入荷はもう少し先ですが、全国早い者順でメーカー配車となります。

東北のお客様は季節も秋となり来春のことを考え始める時期ではございますが、生産台数が非常に少ないモデルですのでお早めにご相談・ご検討頂ければと思います。今回のモデル X350は350㏄と普通自動二輪免許でも乗れる排気量です。維持費面も含め、国産同等となりますので是非、中型バイクをお探しの方にもオススメしたいモデルです。

本日まで現車がハーレー宮城にございます!
是非、現車を見にご来店ください!

【X350】
車体サイズ:全長×全幅×全高=2100×785×1110mm
ホイールベース:1410mm
シート高:777mm
車重:195kg
エンジン:353cc(ボア70.5mm×ストローク45.2mm)水冷4ストローク直列2気筒DOHC 4バルブ(1気筒あたり)
最高出力:37PS(27kW)/–rpm
最大トルク:31N・m(3.2kgf・m)/7000rpm
トランスミッション:6段MT
フロントタイヤサイズ:120/70ZR17
リアタイヤサイズ:160/60ZR17
価格:69万9800円

【X500】
車体サイズ:全長×全幅×全高=2135×875×1150mm
ホイールベース:1410mm
シート高:820mm
車重:208kg
エンジン:500cc(ボア69.0mm×ストローク66.8mm)水冷4ストローク直列2気筒DOHC 4バルブ(1気筒あたり)
最高出力:48PS(35kW)/–rpm
最大トルク:46N・m(4.7kgf・m)/6000rpm
トランスミッション:6段MT
フロントタイヤサイズ:120/70ZR17
リアタイヤサイズ:160/60ZR17
価格:83万9800円