新規参入! Bebelli(ベネリ)の個性とは?

新規参入! Bebelli(ベネリ)の個性とは?

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密かに動いていたBenelli(ベネリ)計画が本日より本格的となり、当社としても東北唯一の正規取扱店としてデビュー致します。それに伴い、私が個人的に感じたベネリ車両に関して少しお伝えできればなと思います。

ハヤサカサイクルでは国産メーカーからKTM、ハスクバーナーやハーレーダビッドソン。それこそ80年間というグループの長い歴史の中で逆輸入車も含め多くの車両を取扱いさせて頂いております。そんな中でも感じるのは国産車両における品質の高さや完成度、そして逆輸入車や海外メーカーだからこその国産とは違った進化を経た仕様。

国産車には国産車の良さ、海外車には海外車の良さがあるのは何もバイクに限ったことではなく、例えば車もそうですし、時計やアクセサリー、楽器や電化製品、言えば料理だって国によって味付けや個性が違い、求める方の価値とマッチして『好きだ』となっているかと思います。特にバイクというカテゴリーに関しては主に愉しむ存在である為、『』つまり『乗り味』に関しては妥協できない部分でもあります。

ここで1911年 イタリアに始まり 今に続くベネリを見てみると、やはり日本とは違った文化を辿り、培われてきた別の魅力を感じることが出来ます。

★TNT125:328,900円(税込)

例えば、このTNT125は あからさまに攻めたデザインをしています。 正直言えば『これが純正フルノーマルであって良いのか!?』という印象すら覚えます。125㏄にしてトレリスフレームを採用し倒立フォーク、大口径のブレーキシステム、灯火類フルLED、そして奇抜過ぎるデザイン。 個人的にはカワサキのZ1000がモデルチェンジする度にワクワクした記憶がありますが、同様の印象を受けました。これは凄いデザイン。好きな人はドンピシャではまるでしょう。心臓部には空油冷エンジンを搭載し過激な走りにも対応する。個性的な心臓部と次世代スタイリングのTNT125は小さくても本気さが詰まったバイクです。

TNT249S:636,900円(税込)

フラッグシップモデルであるTNT249S。
このモデルに関してもかなり強烈です。国内4メーカーの良いところを全部入れてハイエンドパーツで固めたかの様なマシン。 何よりも個性的なのは、とても250㏄には似つかない迫力の見た目もさることながらやはり心臓部(エンジン)。 何と360度クランクを採用した水冷並列2気筒エンジンなのです。

言われても『何のこと?』となるかもですが、この360度クランクを採用した250㏄というのは類を見ない仕様です。 私が乗った印象としては低中速域からトルクを発揮し非常にスムーズなクラッチミートと加速を体感出来ました。回す程にスムーズさが増していき普段発生しそうな振動が少なくアクセルワークに対してギクシャクしない。言ってしまえば乗りやすい。

この360度クランク並列二気筒の代名詞と言えば カワサキW800。『W』シリーズと言えば独特の品のある鼓動感と排気音も1つの魅力ではありますが、このTNT249Sにも同様に特有の鼓動感と、250らしからぬ(というか出ないと思っていた)大型バイクにも似た独特な排気音を楽しめます。

エンジンをかけたときの『ドゥルルンッ!』と重低音と共に吐き出されるサウンドは『走るぜ!』とやる気にすらさせてくれます。どのスピード域でもシルキーで素直、どこまでもアクセルを開けたくなり、到達したスピード域にしっかり答える高い基本性能がこのバイクの持ち味ではないでしょうか。純正タイヤがピレリのエンジェルGTということからもメーカーの意気込みを感じる1台です。

★LEONCINO250:548,900円(税込)

続いてレオンチーノ250。見ての通り、とにかくオシャレ。ありそうでなかった丸みを帯びてどっしりとしたデザインは別の国で進化した王道ネイキッドスタイルだと言えます。ヘッドライト内部やフレーム、エンジン、カウリング部分に立体的な金属エンブレムを装備して高級感に抜かりはありません。

フレーム形状に合わせたカウリングや各部位置関係、処理等も『美観』にこだわりを感じます。 エンジンはシングルエンジンながら非力さは無く、トルクフルで万能。 スクランブラーの位置づけですがネイキッドモデルの様なオールマイティーさがあり、高速道路も余裕でこなす出力を兼ね備えています。

ベネリに一貫して感じるのは『速さ』や『性能』に捉われず、純粋に個性的な乗り味を愉しむブランドではないかと感じます。速さを求めれば速いバイクは作れる技術力を持ちながら、あえて狙わず『ベネリの持つバイクの格好良さと愉しさとはこういうものだ』という考えをスポイルした様なモデル。 『気軽に乗れるけど個性的』そんな言葉が良く似合います。今現在、日本で取り扱えるのは250㏄までとなっておりますが今後は大型モデルも投入していくようです。

皆さんが思われるところイタリア発祥でありながらQ.J.グループとなったことでの中国生産車両だというところが1つ挙げられるのかと思います。 Q.J.グループ は名門 VOLVO や LOTUS.EV の新鋭 Polesar を傘下に収める巨大企業GEELY(収益:日本にして3兆5,881億8,373万円)の資本参加を受けており、良くある海外生産のものとは違い、製品の品質が安定している車両となりますのでご安心頂ければと思います。

尚、輸入代理店は二輪・四輪で高いクオリティのパーツ、並びにZERO ENGINEERING(ロードホッパー)等のハーレーのカスタムにも精通した株式会社プロトとなり、本国と現地で厳格なダブルチェックを行っています。保証はメーカー2年(距離無制限)が付帯します。 当社として新たに取り入れた新ブランド ベネリ。 国内メーカーには無い独自なスタイリングと乗り味をモーターサイクルライフを愉しむ為の選択肢の1つに添えていただければと思います。

ハヤサカサイクル 泉バイパス店

国内4メーカーは勿論、ベネリ、サーロン、輸入モデル、レンタルバイクまで正規取扱いが可能。常時200台以上、東北最大級のラインナップの中からお客様に似合ったバイクをご提案致します。メカニックはメーカー最高位資格が多数在籍しワンランク上のアフターサービスやカスタマイズも充実。ツーリング・イベント等のバイクライフまでトータルサポートいたします。

  • 住所:仙台市泉区松森字後田81-1
  • TEL:022-374-7856
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総合管理部 菅野