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おはようございます!高校の頃のあだ名はターミネーター、森です!
自転車販売店の店員をやっていると、常々考えることがあります。
「カッコいい自転車」って何だろう?
サイクリストの方であれば、案外考えたことがある、という方も多いのではないでしょうか。カッコいい、という要素に数値化し比較できる尺度があればよいですが、残念ながら完全なる主観となるため定数化は難しいものになっています。
ド〇クエ6みたいにオシャレな鍛冶屋がちょっと叩けば万人から見てかっこよくなる、だったらラクなんですけどね……。
ただ、そのカッコよさの要素でありながら唯一他と比較できる要素があります。
つまりそれは『合理性』。
走ることを考えた時の機能美。無駄を省き、必要だけを残す。何を「理にかなっている」とするかはまた人によって変わるとは思いますが、少なくとも判断基準を合理性に置けば誰の目からでも比較できちゃうってなわけです。今回は、そんな合理をあらゆる側面から突き詰めて作られた不朽の名車をご紹介しましょう!

| SUPERSIX EVO4 | スペック |
|---|---|
| 完成車体重量 | 約 8.4 kg(グレード・サイズ・コンポにより変動) |
| フレーム材質 | スタンダードモッドカーボン |
| フォーク材質 | カーボン(フルカーボンフォーク) |
| メーカーサイズ展開 | 44 / 48 / 51 / 54 / 56 / 58 / 60 / 62 |
| 分類 | オールラウンド・軽量エアロ |
| コンポーネント | Shimano 105 |
| ブレーキ規格 | 油圧ディスクブレーキ(フラットマウント) |
| スルーアクスル | 前後 12mm |
| ホイール規格 | 700C、最大タイヤ幅 34mm |
| BB規格 | BSA(ねじ切り) |
| ケーブルルーティング | フル内装(ステム〜フレーム内) |
| 特徴 | 軽量エアロ設計、最新のエアロチューブ形状、快適性と剛性のバランスが高い |
こちらが本日ご紹介のCannondale SUPERSIX EVO4!グレードとしてはミドルエンド、シリーズの中ではエントリーに位置する車体ですが、ハイエンドの車両と比較してもバランスの良さが際立つ一品。
ハイエンドモデルでも両立が難しい、走りの速さと快適性。この二つを高い次元で両立している完全万能機として業界に激震を与えました。3年ほど前のモデルとはなりますが、いまだ究極のオールラウンダーの異名をほしいままにする色あせない名車です!


有機的な曲線が美しいエアロ車ですが、先日ご紹介したOstravaなどのエントリーに比べるとより洗練されているのが一目でもお分かりかと思います!ここ10年程度で普及したエアロシートポストなどの技術も盛り込みつつ、車体重量は完成車時点で8.4kg!
ミドルエンドの中で飛びぬけて軽量というわけではありませんが、純正ではやや重ためのホイールを装備しているということもあり、軽量なカーボン系ホイールに変えられれば7kg台に割り込んでくる程には軽い!
ジオメトリなどもハイエンドモデルのLAB71系と同等。違いは素材だけなので空力特性は据え置きです。
それで40万円を切っていたという価格にも驚き。(2025年3月からは値上げがあって45万円になっちゃいましたが……)
LAB71なんてフレームだけでも90万円近くする超高級車ですから、そこから基礎設計が同じで、しかもフレーム対完成車比較なのに価格は1/2。落差が大きすぎる……修正が必要だ……
また、フレーム設計がハイエンドモデルと同等、ということはカスタマイズ次第で化けるとも言えます。

特にホイールやタイヤはダイレクトに走りに影響する部分。先ほどもチラッと申し上げましたが、ホイール、タイヤともにやや重ためですので、変えるならまずはココからでしょう。タイヤは耐摩耗性が高めでトレーニング用や普段使いに流用できる、と考えるならホイールが優先度高め。空力重視からはすこし逸れますが、最近のトレンドに合わせてタイヤを太くしてみるのもまた一興。チューブレス化もアリですね!


コンポーネントはSIMANO製 105 R7100系。ミドルエンドと言えばこのコンポしかねーだろ常考、ってぐらいにはよく見るコンポーネントですが、裏を返せばどのメーカーもこぞって使うくらいには優秀なコンポーネントとも言えます。
このコンポーネントもより上位のモデルにアップグレード可能。105 Di2で電動コンポ化も可能ではありますが、バッテリー搭載がダウンチューブの中に設定されていることもあり専用のマウントパーツが必要。なのにお求めが非常に難しい激レア品という……
間に合わせの材料でハンドメイドするのでもよければ換装も可能、とは当店メカニック松永の談。純正パーツでなくてもよいという方はぜひご相談ください!
ワンオフマシンよりもカスタム量産機が好き!
さて、ここまできてやっと、冒頭大見栄を切った『合理性』のお話に戻りましょう。

SUPER SIX EVO4最大の特徴は、走りの速度と快適性の両立を完成させたこと。ただ、その裏に隠れた良さとして専用規格の少なさと、それに裏打ちされた整備性の良さがあるのです!以下にその整備性につながる部分を列記します!
1. BSA(ねじ切り)ボトムブラケット採用
- EVO4 から BSA へ変更
- 圧入式 ボトムブラケット のような異音トラブルが起きにくい
- 工具さえあれば自宅でも交換しやすい
→ 整備初心者にも優しい構造
2. ケーブルフル内装でも“分解しやすい”構造
- ケーブルは内装だが、ステム・ハンドル周りが比較的シンプル
- 一体型ハンドルを強制されないため、交換や調整が容易
- メカニックからも「作業しやすい内装」と評価されがち
→ 内装のデメリットを最小限に抑えた設計
3. 標準的なディスクブレーキ規格(フラットマウント & 12mmスルーアクスル)
- 特殊規格がなく、パーツ互換性が高い
- ホイール交換・ローター交換がスムーズ
→ ユーザーがアップグレードしやすい
4. ケーブルルートが合理的でトラブルが少ない
- 内装ルートが直線的で、ワイヤー抵抗が少ない
- 電動コンポでも機械式でも組みやすい
→ メンテ後の調整が安定しやすい
5. タイヤクリアランスが広く、ホイール選択肢が豊富
- 最大 30〜34mm(モデルにより異なる)
- ワイドリム・ワイドタイヤの組み合わせでも作業しやすい
→ ユーザーが用途に合わせてカスタムしやすい
6. 専用パーツが少なく、汎用性が高い
- 専用ステムや専用シートポストの縛りが少ない
- 市販パーツで代用しやすい
→ 長期的に維持しやすいフレーム
7. シートポストの調整が簡単
- クランプ構造がシンプルで、微調整がしやすい
- 固着しにくい設計
→ ジャストのポジションを維持しやすい
自転車の世界広しといえども、やはり高性能化を図ると様々な独自規格が生まれるもの。専用のステム一体型ハンドル、独自ホイール規格、特殊なボトムブラケット……そんな中、SUPERSIX EVO4は整備性にも抜かりなく、他社規格と共通のものを極力採用しています。ハンドルシートポストだけはエアロ形状専用とはなっていますが、こちらも他社製品との互換性がある仕様。
高性能なワンオフマシンもやはりカッコいいですが、ある程度整っている高性能量産機を自分色にカスタムするのもまたオシャレ。そのカスタムを幅広く許容する設計上の余裕があること。これこそ究極の『合理性』ではないかと思います!
私もZガン〇ムとかよりはジェ〇ンとかのほうが好きですね……三半規管弱いんで……何の話?
本日のご紹介はここまで!今日は文字ばっかりでスミマセン……💦
SUPERSIX EVO4は、エントリーからミドルへの登竜門としてはもちろん、最初の一台としても乗っていただけるマスターピースでございます。
注意点として、ややヘッドアングルが寝ているためコーナリングにクセあり。慣れていけば気にならなくなる範疇ですが、既に別の車体をお持ちの方だと気になる場合があります!
実車をご覧の際はぜひイオンタウン仙台八乙女店へ!
駐車場完備してご来店お待ちしております☆彡


イオンタウン仙台八乙女店
地域に根ざした自転車専門店
- 住所:宮城県仙台市泉区松森字後田45-1
- TEL:022-375-8481
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